『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』みーはーねたばれ感想:
"Hello, Beastie"
いやー、船長、今回もやってくれましたよ。
なんとなく物足りなさを感じながら迎えた終盤、3までお預け? と思っていたら、こんな見せ場になっているとは!
そうだよねー、船長が受け身で退場するわけないよねー。ぬるぬる液まみれ状態で、死ぬ程かっこいいってどういうこと!? と叫びたくなりますよ(笑)。男のロマンを体現しちゃっているというか、悪魔のように魅力的というか、とにかく最高ですね。
というわけで、わたしにとっては、あの数秒のために2時間半がある、という位置づけになってしまいました(笑)。残りの2時間半も楽しかったですけどね。
ブーツストラップ・ビルことウィルパパはフジツボ面でもいい人ぶりを見せつけてくれました。あんな姿でも、船長はすぐに分かりましたね〜。
この後、せっかく自由の身になっても、息子をかばって死んじゃいそうな雰囲気ですが、なんとか生き残ってブラック・パール号のデッキで船長と並んで立ってほしいです。バルボッサとウィルパパとジャックの三者会談も、見たいですよね〜。
バルボッサと言えば、祝・奇跡の復活!(笑)。よかったですね、リンゴが味わえるようになって。
3の最後にフライング・ダッチマン号の船長におさまるのでは? と思ったりしますが、ともあれ3の活躍に乞うご期待。
デイヴィ・ジョーンズの中の人はビル・ナイですが、影も形もなくなってますね(^^;。タコ髭がパイプオルガン弾くのにはびっくり。あのカニ爪はおいしくなさそうですが。彼をみていると、首のうしろのぷくぷくした所を針で刺したい衝動に駆られます(笑)。
ダークサイドに堕ちたノリントンさんは、切り札をあんなに簡単に差し出しちゃうあたりは、育ちの良さが出てしまうんですかねえ。甘いわ。ちなみに、ジャックのせりふの”dark side intention”は「邪な野心」と訳されてます。こんなにおいしいネタを・・・。
船長VSベケット卿、も3ではあるんでしょうねー。わくわく。ジャックがベケットに残した「印」は見せてもらわなくちゃ。
エリザベスはウィルと結婚するよりあの才覚を生かした別の人生があるんじゃないかと(笑)。
と、言ってしまうと、ウィルがかわいそうなんですが。愛すべきウィルは前回以上にとってもがんばってます。ウィルファンだったら、さぞかし舞い上がるだろうなあ、という位に、見せ場がたくさんですよね。きっと3でも苦労がいっぱいかと。ウィルには、船長とウィルパパとエリザベスと前に並べて、あの格上げされたコンパスをもたせてみたいです(笑)。
そんなこんなで、あんなラストなのに、船長ならクラーケンすら手なずけてしまいそう、と思ったら、ツボってしまいました(笑)。救出隊が苦労する割には、船長は余裕かましていそうな気がします。
伝説の中国人海賊との対決とか、ジャックパパ登場とか、3も盛りだくさんそうですね。あと10ヶ月、身悶えしながら待たねば。