「おしおき」 最高でした。
悦子が始めて行った靴屋での店長との やり取り、悦子の「心」の変化が、たまらなく興奮しました。
結論からいうと傑作だと思います。好きなシーンもいくつもあります。個人的な評価でいうと現在公開されている作品の中では、「満たされて」と「おしおき」が双璧です。
あなたが官能小説を書いてくれることを心から感謝します。
タクシー内での指の絡みはさすがに本人が気に入ってると公言されるだけあって、さすがの完成度だと思います。いい場面は読めば読むほど味わい深く興奮を誘います。
エピローグ、除夜の鐘にこぼれるコーヒー。上手いね、ホントに上手いね。失礼ないい方ですが、それしか言えないです。
不思議なことに玲子はまだまだ読んでみたいんですが、悦子はもう完結した感じがしますね。登場人物(絡んだ)の少なさに起因するのかもしれませんが、エピローグがきれいに決まっているからそんなに続編続編という気分にはなりません。