巣立ち

読者 神無月
  「巣立ち」途中まで読ませていただきました。一般に「官能小説」と呼ばれている作品の中には、えげつない描写を含む物も多いですが、この作品は、そのようなこともなく、本当に小説として楽しめそうな雰囲気を持っているように感じました。   「巣立ち」はそう言う意味ではお奨めです。
  他の私の作品の一部では、「えげつない」箇所もなきにしもあらずか、と思っています。
  満たされてを感激しました。感動〜感動 次の言葉が出ません。
  何回も読みなおしております。(今日で15回目) その内暗記が出来ちゃうかも知れません。
  これからも素晴らしい、小説をじゃんじゃん書いてください。
  昔の話ですが、(小学6年生の頃、私も密かに姉の 乳房 唇 等悪戯した思いでがあり、巣立ちを(環境も似てます)目頭を熱くして読みました。
  全作品に神無月さんの優しさが伝わってきます。
  すべての読者にこれほどの感動を与えることができるならば、長年掛けた苦労も報われるというものです。
  人には様々な人生経験があるので、「巣立ち」に涙する方がおられても不思議ではないでしょう。
  なにげなく、作品「巣立ち」1、2章をダウンロードしました。その後、何十ものH小説をダウンロードしました。しかし全部、読んだ中で一際光ってたのは「巣立ち」でした。
  しかし「巣立ち」が掲載されたHPが探せず、このホームページを探すのに2日かかりました。細かい描写、心理がすばらしいと思います。これは永久保存物です!
  2章以降がご期待通りだといいのですが。自分としては、小品ながら、まあまあうまくまとまったと思っているのです。
  二日かけて探し当て再訪していただいたのですから、どうぞ永久保存して「ひとみ」をかわいがってあげてください。
  「巣立ち」を途中まで読んでこのアンケートのページになった時には、正直なところ会費は安いと思ったのですが、話の途中なのでなかなか決心がつきませんでした。
  しかし、改めて、「満たされて」を最後まで読んで入会する決心がつきました。こんな話がこれからも読めるならば、会費は非常に安いと思います。
  プロの官能小説では、富島健夫が好きなのですが、神無月さんの小説も青春しているところは、似ていると思います。
  正直なところ「お代は読んでから…」としたいところなのです。
  一方、自作品を読んでいただけるのだから、むしろこちらが謝礼を出すべきではないか、とも思ったりして。
  読者感謝サービスをなんらかの形でしたいと考えております。会員の方は期待して待っていてください。
  こんばんは。読後感想を送ります。会員になる前は、早く会員にさせてくれとやいのやいの言ってましたが、なった瞬間読むだけで、なかなか感想を書くチャンスがなく、今になってしまいました。
  「巣だち」ですが、うーん、エピローグまでは少し貧しい母子家庭の悲哀もよく書かれていて、すごいと思いましたが、エピローグで初老の義父がでてきて、どうなってしまうんだろと不安を掻き立てる構成には驚きました。
  神無月さんはただものじゃない。
  うーん。皆さんも早く会員になって、この何とも言えないいやらしさと不安感を感じてください。不安感と言っても決していやーな感じではないから、安心して不安になってください。
  以上、また感想書きます。
  期せずして、「また感想を書きます」といっていただいたメールが続きました。こうした感想は、ビール券10枚よりうれしい。(ほんとかな?)
  ネタバレになるかもしれませんが・・・「巣立ち」のどんでん返し的なエピローグで、女性のしたたかな強さを書き表したかったのです。「素敵なメールフレンド」もそれに近いエンディングとなっています。
  本当に強いのは女性で、庇護され子ども扱いにされるのが男性という図式が、私の場合は多いようです。
  「何とも言えないいやらしさと不安感」ですか。言い得て妙かな?「巣立ち」は密かに続編を狙っているんです。
  巣立ちを読ませて貰いました。2章だけですから詳しい展開はわかりませんが嫁いでいく姉の気持ち見送る弟妹の心、ほんのりとした官能描写とあいまってこれからの展開を期待しています。
  神無月クラブへの入会をきぼうします。
  年齢=67
  3章以降の展開も、恐らくご期待にたがわないものと、自負しております。
  それにしても、比較的高齢の読者がいて、心強い限りです。
  初めまして。激評サーチで知りました。
 “巣立ち”を読ませていただきました。
  その凄く自然な官能の世界に酔わせていただきました。
  所で、WWW上には、いまや、無数のポルノが存在しますが、どれもこれも一見すれば、飽きてしまうものばかり。人は、更なる刺激を求めて、過激に、または、真新しいジャンルへと進んで行くのでしょう。
  では、最終的にどこまで行くのだろう、と、思います。不完全なループを繰り返しながら、少しずつずれて行くのでしょうか。
  私は、官能小説にこそ、その答えがあるように思います。無限に膨らむ想像力を最大限に刺激できるのは、やはり、“ただの文字の集合”というシンプレストな構造をもつ、小説だと思います。うまく意味が伝われば、幸いです。
  今日より、神無月クラブのファンとして、応援して行きたいと思います。頑張ってください。
  米国留学中の方からの感想です。

  小説と写真画像以外、どんなポルノ系のWEBサイトにあるのか知りませんが、それぞれに脳の刺激する場所が違うのではないかと思っています。例えば、「文字の集合体」は左脳、映像は右脳というように。
  もしそうだとすれば、左右の脳を同時にゆさゆさと揺さぶってみたいものです。
  大変好感のもてる作品です。
  感想を書くにあたり、単純にべたほめするのはイヤなので、あら探しのつもりで「巣立ち」をもう一度読み直してみたのですが、悔しいかな、私の見る限りでは欠点が見あたりませんでした。
  10歳過ぎても兄弟一緒に入浴する、また その風呂はゴミを燃やしがてら沸かす、という シチュエーションには、現代の日本の(コンビニやカラオケボックスが立地する程度の)都市部を舞台にしていることとの間にギャップがありますが、これはむしろ新鮮に感じられます。
  「農村での生活」が、日本人としての(都市部で生まれ育ったとはいえ)私の原風景にあるからなのかな、と思ったりしました。
  これまでネット上で出会った作品の多くは、単にHなシーンを描きたいがためになんとなく絡みのシーンを描いてみたものの、話が膨らまずに小説として完成しなかったり、または誰かがセックスして終わり、といった「文の集合体」(文章としてもほとんど成り立ってないモノ)が多く、これだけ満足して読めた物は多くありません。
  そういうゴミと貴作品とを比較すると怒られそうですが、珍しく「この先を読みたい」と感じる作品に出会えたことは、大変幸せに思います。
  あら捜しのつもりで読み直した、というくだりまで読んだときには、どきりとしてしまいました。まだ最後まで読まれていないためでしょうが、幸いぼろが出でにすんだようで、ほっとしています。
  入会後通読されてから、ボロボロにされたらどうしよう。そのときは公表しないで隠しちゃえばいいか。(^^ゞ
  と、それは冗談で、完全読後の感想もぜひお聞きしたいと思っております。
  自分でいうのもおこがましいですが、今までのところでは、これが一番「小説らしい」作品かな?と思っております。コンパクトにまとめたのも、成功かなと。
  その辺りを汲み取っていただける読者に巡り合えるとは、書き手としても無上の喜びです。
  吉雄の青春の1ページの視点から、よまさせていただきました。
  女としてのひとみ、姉としてのひとみが交錯するなか、出て行ってしまう姉との別れが自分で割り切れないうちに突然きてしまった、けれど、それは自分ではどうしようもないというやるせなさと自らの未知の領域である性の目覚めへの恐怖が、うまく表現されていると思いました。
  しっかりした姉といっても、18という設定ならば、このような展開も納得できます。
  「しっかりした姉」から「したたかな嫁」への変貌も描きたかったのですが、エピローグだけでは、短すぎたようです。
  将来、続編の形にするか、もう少し話を膨らませるかしてみたいと思っています。
  巣立ちを読ませて頂きました。
  素朴な日常的描写が、他の官能小説の大げさな性描写よりもむしろ官能的で、個人的にはこういう作品を探していました。早く続きが読みたいです。
  これからも期待しています。よろしくお願いします。
  日常の中のエロティシズム。これ、狙ってみたいところです。
ここまで2000/7/06
  非常に良かったです。あまり露骨な表現をされてないのに官能を醸し出されているあたり、さすがだと思いました。
(略)
  巣立ちの兄弟のなんともいえないエロスは秀逸ですし、ひとみに逢ってみたいと思うほど幻想が膨らむばかりです。
  小説というのを忘れるほどすばらしい物でした。私としては最後のエピローグがもう少し長ければ良かったのにと思ってしまいました。

2002/04/17
  「満たされて」の玲子もそうですが、主人公に実際会ってみたいと思われる方って多いですね。>^_^<
  私に似ている!って思われたらご一報を。花束抱えて取材に参ります。

  エピローグの後、続編を書きたいなあと思いながらもう2年経ってしまいました。
  嫁・姑問題がなにかと脚光を浴びている今、嫁・舅問題に取り組みたいと思っています。

5/16/2000

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