道北丸山二題

浅茅野・問寒別

こんもりとした浅茅野の丸山


【行程】 6/29(日)曇り時々小雨 [旭川10:24=(車)=E14:00−丸山14:15−E14:22==NNW15:20−丸山15:28−NNW15:35==旭川18:38] *山頂からの方位
【メンバー】 隊長


【丸山】まるやま(35.0M)北海道第7位  2万5千分1地形図(浅茅野)

国土地理院発行の2万5千分1地形図(浅茅野) ○道北に低山が新発見されてから密かに計画を温めていましたがチャンス到来、旭川から車で遠征です。どんよりとした空からは時々雨粒が落ちてくる生憎の天気ですが、何とか本降りにはなりません。浜頓別でクッチャロ湖とオホーツク海を眺めながら林道に入ります、砂利の敷かれたダートですが雨だと水没するようですから注意が必要です。

○地図では湿地帯となっているので草原を想像していたのですが意外と木々の多い土地でした、丸山橋を越えると前方にこんもりとした林が現われました。山は道のすぐ西側にありますので車を停めて観察します、どうやら笹薮の突破が不可避のようです。カッパの上下と軍手の完全防備で笹を分けますが、道の端にある排水路が行く手を阻みます。

○幅1mほどですが落ちたら大変です、暫く逡巡の後に思い切って跳びました。向こう岸の背丈を越える草にしがみ付くように倒れこみます、何とか無事に越えたようです。あとは例のごとく笹薮を掻き分け掻き分け、ひと汗かくと樹木に囲まれた暗い山頂に着きました。やれやれこれで道内の超低山7座は完全制覇となりました(お疲れ様でした)




【丸山】まるやま(62.2M)北海道第8位
 2万5千分1地形図(問寒別)

牧草地が山頂まで続く国土地理院発行の2万5千分1地形図(問寒別) ○帰り道では問寒別の丸山に寄って行きましょう、R40を南下し問寒別駅への道を左に分けると右手前方にお盆を伏せたような山が見えてきます。北西の裾野から牧草地が山頂まで続いているので登頂は簡単そうです。裾野までは農道を辿り廃車車両の置き場から取り付きます、綺麗な花々が咲き乱れる草原の草を払いながら高度を稼いで行きます。

○やがて笹が前方に現われますが腰の辺りまでの低い丈ですから問題ありません、山頂付近は再び草花の草原となりました。周囲の展望は抜群で牛を放牧している農場群がいくつも確認でき、サイロと尖り屋根が異国情緒を感じさせます。帰り道では雨が本降りとなり運の良い低山巡りの一日でした。