四国山地の北辺、新居浜市の東部。 画像の上半分と下半分では地形がおおきく異なり、境界線がはっきり読みとれます。 境界線の両側では地質が違っていて、違う二つが接するところは断層をなしています。 そして境界線の南側が高くなって山地になりました。 境界線は断層の一種ですが、ふつう断層と呼ぶものに比べて規模がとてつもなく大きく、特に「中央構造線」と呼ばれます。 構造線を東へたどると、吉野川から紀の川に沿ってまっすぐ先へ伸びて、それから湾曲して、伊那山地の東側の谷へと続きます。 画像は1966年のもので、その後、構造線に沿うように松山自動車道ができました。 画像の左右幅は4.9km。
写真番号:SI665Y-C2-6/SI665Y-C2-5
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