伊豆諸島のひとつ、青ヶ島は、八丈島から南へ70kmにあります。 火山の山頂火口が海面上に顔を出している、火山島です。 平らな火口原は、海面からの高さがほぼ100m、最大直径1.5kmで、中央には直径600mの火砕丘があります。 火砕丘は、つい最近の噴火(1780年〜1785年)によってつくられました。 火砕丘の斜面には放射状の直線模様が見えますが、それは樹木の植栽模様であって地形ではありません。 切り立つ崖が島の全周をとりまいています。 港がひとつ見えますが、海が荒れると船の出入りは難しそうです。 外輪山に囲まれた火口原は、海の気配から一歩しりぞく独特な空間をなしていることでしょう。 画像は上が東。
写真番号:CKT996X-C1-3/CKT996X-C1-2
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