自動車道路は、鉄道に比べると急な勾配でも大丈夫ですが、それでも地形しだいでは勾配の対策に工夫を要します。 一例として、ここは九州、人吉市から来た国道221号が、えびの市に入ってきたところです(画像上端)。 国道は、人吉盆地をとりかこむ山を、トンネルで越えてきました。 トンネルを出てから、えびの市の平地に至るまでには340mの標高差があります。 なので勾配への対策として、国道はぐるぐるとループをえがいています。 ループ橋からは視界がひらけて、平地のむこう(画像の下よりずっと先)に居並ぶ霧島の山々が眺望されます。 ループのすぐ下に見えるのは、九州自動車道えびのPA。 画像は上下1.5km。
写真番号:CKU20061-C1-2799/CKU20061-C1-2802
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