かつて、にしん漁で栄えた江差の街。
道南の西側海岸にあって、段丘の上下にまたがっています。
海に沿った低地には古くから、にしん漁に係わる街がひらけていました。
その後、街は段丘の上にもひろがっていきます。
さて時は1868年、旧幕府の軍艦「開陽丸」がここで嵐にあって座礁します。
退避の後、艦が沈んでいく光景を、榎本らは陸から見るしかなかったといいます。
見ていたのは、画像の右下あたりの、段丘崖をのぼったところ、そして艦は沖あいに300mほどでした。
画像左上には開陽丸の歴史記念館があって、3本マストの船型を原寸どおり再現しています。
画像は左右910m、右が北。
写真番号:CHO932X-C17-8/CHO932X-C17-9