画像の上半分に見えるのは、房総半島の中西部、鹿野山(かのうざん)。
300m台のなだらかな山です。
山肌は滑らかで、凹凸が少なく、つるんとしています。
ところが下半分は、谷が細かく入りくんで、呼び名も九十九(つくも)谷。
この違いは何でしょう。
下半分では、地面が粘土質なので、雨水は地中にしみこみにくい。
それで地表を流れると、侵食をおこして谷をつくります。
上半分では、地面が砂地っぽいので、雨水は地中にしみこんでしまう。
流水が少ないから、谷もなかなかできません。
画像は左右 1.5 km。
写真番号:CKT20111X-C6-10/CKT20111X-C6-9