伊豆半島の中部、東海岸寄りにある大室山が、円錐状にととのった姿をみせています。
噴火で真上にあがった熱い吹き出物が、空中で冷え固まって、小さい粒々になって落ちてくる。
それがさらさらと降り積もって、こんな山になりました。
ちょうど、砂時計のなかを流れおちる砂が、さらさら降り積もって円錐状の山になるのに似ています。
円錐形のふもとは直径が1km。
山ができた後、ふもとから湧き出た溶岩流が山の足元を埋ずめました。
それで直径が当初よりも少し小さくなったのがこの姿です。
山の南斜面にある凹みは小さい噴火口。
ふもとの北でにょろにょろあるのはゴルフをする禿げ地。
写真番号:CB20059X-C3-15/CB20059X-C3-14