五島列島のいちばん西にある、福江島。 その福江島の西端が、ここ大瀬崎。 画像に見える大瀬山 249m から下る斜面が、崖になってまっすぐ海に落ちこんでいます。 東シナ海から押しよせる波が、侵食によって険しい崖をつくりました。 いったい、波は硬そうな岩をどう侵食するのでしょう。 波が当たれば、水圧が岩を揺すって壊そうとするし、波といっしょに岩屑や石が当たれば、壊すはたらきが増す。 大きな岩塊が波で転がって、ごつんと当たればもっと破壊力を生む。 ふもとの崖の傾斜がきついのは、そういう侵食が長いあいだ、はたらいてきたことを物語っています。 画像は左右 1 km。
写真番号:CKU774-C47-3/CKU774-C47-2
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