三重県 中南部にある大杉谷。 伊勢湾へ注ぐ宮川が、上流で峡谷をつくっています。 画像の左のほうにある源流からここ一帯は、降水量がとても多い。 しかも川は傾斜がきつく、画像の左下から右端までに下る高度差は380m(画像は上下2.3km)。 なので川による侵食が強くはたらいて、深い谷ができました ‥中央にある尾根から右上の谷底まで深さは500m。 川幅は狭く、谷の断面は∨の字形に整っています。 所々、川の段差が滝をなしたり、大きい立ち岩が残されたりしていて、 そういう目をひく風景は、硬めの岩が侵食されまいと踏ん張ることで作られました。
写真番号:CKK764-C13-34/CKK764-C13-33
画像一覧へ戻る