古く東海道で難所とされたひとつ、さった峠は、駿河湾に面して興津と由比のあいだにあります。
画像では A - B を結んで急斜面の中腹を行くルート。
ここで「峠」とは、一地点ではなく、ルート中でおよそ*から*までの区間を指しています。
区間は標高 80m ないし 90m の水平な道ですが、古くは斜面のふもとに鉄道も道路も無く、荒波が打ち寄せていました。
そんな光景を足下に見ながら狭い道を行けば心細かったことでしょう。
区間の端までたどり着くと、ようやく峠をこえた、と安心できたのかも知れません。
画像は上下 1.9 km。
一方で峠は古くから、富士を眺めるスポットとされてきました。
もし天気に恵まれたなら独特な風景が見られます
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