薩摩半島と屋久島のちょうど中間にある、薩摩硫黄島(いおうじま)。
画像には島の一部が見えていますが、その右上から左下のほうへ弓なりに、急斜面が続いています。
これは火山活動のなごりです。
画像から右下先への一帯では、過去にすさまじい火山活動があり、直径20kmに達するカルデラができました。
そのほとんどは海面下に隠れていますが、外輪山の一部が海面より上にあって、弓なりな形を残しました。
そういう火山活動が、再びここで起こり得るものかどうか、誰にもわかりません。
画像は左右幅3.6km、反時計に30度回転すると、上が北。
写真番号:KU813Y-C2-3/KU813Y-C2-1