高知から、鉄道で西のほうへ向かっていくと、やがて向かう先が二つに分かれます。
画像では、右上aを通ってきたトンネルが終わるとまもなく、線路が二又に分岐するのが見えます。
ひとつはbのトンネルに入り、山の中でぐるっとループをまわって、谷間へ出てくる。
(川奥ループ:半径350m。)
谷を下ると太平洋岸へ、それから四国の南西部 宿毛方面へと向かいます。
もうひとつ、cの行く先には、四万十川の本流。
蛇行する川を越えて、四国の西岸 宇和島方面をめざします。
二方面に分岐するところは、ひっそりとした信号場になっていて、乗り降りはありません。
どこか秘境をおもわせる、谷あいの鉄道風景です。
画像は左右 1 km。(
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