四国八十八か所をめぐる遍路道。
一番を発って歩き始めると、しばらくは平野部を行くので平たんです。
ところが十一番 藤井寺を過ぎると、その先は山道が待ちかまえています。
画像では矢印のところが十一番、そこから丸印をたどって、もっと南のほうの十二番 焼山寺へ向かいます。
尾根づたいの険しい道です。
四国の、中央構造線から南側の一帯では、山並みがおおよそ東西に連なります。
なので南へ進んでいこうとすれば、山越え行は避けられません。
そういう行程があえて設けてあるのも、きっと意味があるのでしょう。
画像は上下約4km。
写真番号:SI902X-C11-19/SI902X-C11-18