北海道の中央にそびえる大雪山は、火山がいくつも連なってできています。 そのなかにあるカルデラは、最大直径が 2 km。 そして、ここから北東へ 7 km 離れたところには層雲峡があります。 層雲峡は、火砕流台地を石狩川が侵食してできたもので、その火砕流はここから噴出しました。 このカルデラは、かつては湖であったことが、残された堆積物から分かっています。 しかし外輪山の侵食がすすみ、北東の一角が崩れて水が流れ出てしまいました。 なのでカルデラ内は地面ですが、有毒ガスが吹き出るので立ち入り不可能です。
写真番号:HO7112Y-C14A-9/HO7112Y-C14A-8
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