高原川とカミオカンデ
飛騨市の北部を流れる高原川が、画像に見えています。
南から流れてきた川が、Aで直角に右に折れ、中央付近では直角に左に折れてから、北のほうへ向かいます。
折れ方は、なんだか不自然ですが、その原因はABをとおる断層にあります。
画像でABよりも下側に立って見ていると、上側は少しずつ右へずれ動きます。
元々は川に直角折れはなかったのが、断層ABの横ずれのせいで、川にもずれが生じました。
画像は横幅6.5km。
右上にみえる山の地中には、ニュートリノ観測施設《スーパーカミオカンデ》があります。
古い鉱山の廃坑内に設けられたもので、概略位置を記しました。
山が丸ごとシールドになって、観測に邪魔なノイズ源を遮っています。
写真番号:CB7112Y-C3-14/CB7112Y-C3-13