黒部湖から、東南へ山脈ひとつ隔てた高瀬渓谷に、ダムが二つ見えます‥ここでは右が北。 上にあるのが高瀬ダム、せき止め幅は400m。 下は、下流にあたる七倉ダム、ふたつのダム湖面は標高差が220m。 ダムは二つひと組で、電力の一時貯蔵所として働きます。 電力が余ったときは、その電力で低いダム湖から水を汲み上げて高いダム湖へ移す。 電力を供給したいときは、高いほうの水を低いほうに落として発電する。 そうして電力の需給を調整する働きをします。
さて、上のほうのダム湖は形が妙にまっすぐです。 その事情は、渓谷を作った高瀬川の過去の姿からうなづけましょう。 →開発前の高瀬川
写真番号:CCB20061X-C2-23/CCB20061X-C2-24
画像一覧へ戻る