大分県 中津市に、耶馬渓と名づける景勝地がいくつかあります。 そのひとつが見えていて、北へ流れるのは山国川、海岸から13kmほど入ったところ。 かつて、ここから南へ約30kmにあった火山が大量の火砕流を噴出して、それが周囲に厚く降り積もって台地をつくりました。 ここはその台地の周辺部に相当しますが、すでに侵食されて台地のおもかげは薄れています。 それでも硬い岩の部分が侵食されずに残って、ごつごつした風景ができました。 川に面して切り立つ崖のふもとには《青の洞門》があります。 人馬が川に落ちないで安全に通れるようにと18世紀に人力で掘られました。 画像は上下 1 km。
写真番号:CKU7423-C13B-21/CKU7423-C13B-20
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