山の形は山ごとに様々ですが、なかには平らなために、どこが頂上か定かでないケースがあります。
四国 高松市の屋島は、その好例でしょう。
山頂部が南北に3kmほど細長く伸びて、平たんな面をなしています。
この山は、いちばん上に固い岩石の層が水平に覆いかぶさるように載っているので、侵食に耐えて平らな形が残りました。
山の上は平たんですが、平たん部から外れると直ちに、すとんと落ちるような急傾斜が待っています。
山上には四国 八十四番札所 屋島寺があって、そこへ向かう道路が斜面を這いのぼっています。
画像の下のほうにケーブルカーの路線が見えますが、今はもう使われなくなりました。
写真番号:SI881X-C11-24/SI881X-C11-23