秋になれば紅葉が人気の、房総半島 養老渓谷。
その養老川がaからbへ流れています。
bのすぐ右は、小湊(こみなと)鉄道線 養老渓谷駅。
さて、画像中央には島状の台地があって、さかさの涙滴の形をしています。
そして台地をとりまいているのは、何か古い川が流れた跡のように見えます。
実際、むかしの養老川は台地のまわりをぐるっと巡るように流れていました。
ちょうどΩの字を右に90°回転したような配置で。
ところがある時、Ω字のくびれて狭くなったところが短絡されてしまいます
‥台地の左側、川がコの字になった所。
短絡の結果、水が行かなくなった元の河道は、水田になりました。
つまり水田開発のため人為的に川を短絡したわけで、そんな工事をまだ人力で行っていた時代のことでした。
画像は上下2.3km。
写真番号:CKT20111X-C5-27/CKT20111X-C5-26