松江低山三連発
大塚山・楽山・床几山
合銀展望台から楽山
【行程】 8/5(日)快晴 [松江14:10=(市営バス)=町民会館入口14:55−大塚山15:00−町民会館入口15:08=(市営バス)=楽山入口15:40−楽山15:53−楽山橋16:01=(一畑バス)=松江16:13/16:20=(タクシー)=松尾幼稚園16:40−床几山16:45−松尾幼稚園16:47=松江16:55] 【メンバー】 隊長(単独)
【大塚山】おおつかやま(42.2M)島根県第四位 2万5千分1地形図(揖屋)
○中海に浮かぶ大根島はアスピーテ型の火山で溶岩隋道などもあります。山陰地方に火山があるなんてちっとも知りませんでした、そういえば松江の近隣に温泉が多いのもうなずけます。大塚山はフラットな島の中の小高い丘です、大塚山公園となっていますのでバス停からは案内に従い山頂を目指します。
○ところが山頂は大きな温室群が占拠していて三角点の姿は見当たりません、温室の中では牡丹の花々が咲き乱れていますが、生憎この暑さでは温室に入ろうなどと言う奇特な観光客の姿は何処にもありません。南北の広場からは見渡す限りの展望が楽しめます。
【楽山】がくざん(42.0M)島根県第三位 2万5千分1地形図(松江)
○バスを降り北へ楽山公園に向かいます、睡蓮の浮かぶ池の奥にこんもりと樹木に包まれた楽山がありました。橋を渡り湿った道を進みますが、昼なお暗いうっそうとした森林といった趣です。ヒグラシの合唱のなか薮蚊の熱烈な歓迎を受けつつ山頂を目指します、幸い広い散歩道が縦横に走っています。木漏れ日を浴びる最高点を確認した隊長は縦走路を北にとり山を後にいたします。
【床几山】しょうぎやま(32.0M)島根県第一位 2万5千分1地形図(松江)
○慶長5年に堀尾吉晴公が当地に城を建てるにあたり、この山の上から松江を望み場所を選定しました、その時に床几に座って眺めたのが名前の由来だそうです。近くまで車で行こうとしたのですが、運転手が気の利かん奴で、地図で示した場所でなく昔の床几山公園(今はビルが建っている)に連れて行かれました。昔話を聞いても埒があきません、結局大きく回り道をして登山口とおぼしき幼稚園前に到着です(ここまでで疲れ果てたぁ)
○墓地のなかを地形図と首っ引きで尾根沿いに登ります、最高点には小さな藪がありました。喜び勇んで竹薮のなかを奥の方まで覗き込みますが三角点はありません。失意の隊長は宍道湖の望める小公園を通り2段下の車道に向かいます。下段の隅に小さな黄色の三角形の立て札があり、近づけば『 三角点を大切にしましょう』ですって、その脇には本物の三角点が土の中から顔を見せていました。北の松江城は見えませんが西に宍道湖の光り輝く湖面が望まれます。