福岡低山二連発
小岳・大岳
海上から大岳を望む
【行程】 9/30(日)小雨 [博多9:14=(西鉄バス)=博多ふ頭ベイサイドプレイス9:28/9:40=(市営渡船)=大岳港9:56−小岳10:08−大岳10:18−大岳港10:25/10:28=(市営渡船)=博多ふ頭ベイサイドプレイス10:50/10:54=(西鉄バス)=博多11:08/11:43=>妙見山へ] 【メンバー】 隊長(単独)
【小岳】こたけ(21M) 福岡県第一位 2万5千分1地形図(福岡西部)
○福岡県の最低峰は博多から海を隔てた西古崎「海の中道」の先端にあり、その先には委の奴の国王の金印が発掘された志賀島があります。陸路はグルッと遠回りですが渡し船が直行していますので利用しましょう。小雨に煙る博多港に現れたのは、青と白のスマートな船体の「きんいんT」号です、ところがお客は2人だけと寂しい限りです。
○20分で対岸の大岳港に到着です、海岸沿いのゴルフ場の向こうに小岳と右奥には大岳が望まれます。幸い雨は小降りになってきました、桟橋を渡り県道に出ると志賀中学の給食車入口を左折します。踏跡を辿って草の茂る山裾を左へ回りこみます、時計回りに進みますと海岸に出ました、山頂への道はありませんので松林を登り始めます。林の途切れた緩やかな山頂は明るい草原ですが周囲は松林で展望はありません、どんよりとした雨雲が垂れ込めた空だけが唯一の想い出でした。
【大岳】おおたけ(41M) 2万5千分1地形図(福岡西部) 福岡県第六位
○県道まで戻ると反対側の大岳神社への道をとります、お稲荷さんのような赤い鳥居が重なる参道を通ると急な階段が山頂まで続きます。そろそろ帰りの船の時間が気になるのでゼイゼイ言いながら強引に登り切ります(安いカッパが蒸れて暑いのなんの)
○雨に濡れた社殿は荘厳な雰囲気で隊長を迎えてくれました、ここでお参りを済ませ踵を返します。船上からは遠くに霞む志賀島をバックにして、たった今登って来た小岳・大岳の深い緑色が灰色の空に浮かび上がります。次第に遠ざかる山並に別れを告げるようスピードを上げ一路博多を目指します。