広島低山二連発
江波皿山・江波山
江波山から江波皿山を望む
【行程】 12/7(金)晴れ [新大阪6:00=(ひかり)=広島7:34/7:47=(広島電鉄)=江波8:25−江波皿山公園8:30−江波皿山8:35−江波皿山公園8:42−羽衣神社入口8:50−江波山9:00−羽衣神社入口9:10−江波南公園9:20=(タクシー)=広島市内9:32]
【メンバー】 隊長
【江波皿山】えばさらやま 52.0M 2万5千分1地形図(広島)
○広島市の港側に江波山と江波皿山が並んでいます。かって天満川を挟んで皿山を見てから密かに登頂に意欲を燃やしていましたが、いよいよそのチャンスが訪れました。冬型の気圧配置となり朝は冷え込みましたが天気は晴れて気持ちの良い広島の街並みです。駅前から通学の女子学生で満員の路面電車に乗り終点の江波まで参ります。
○電車の車庫の向こうには切り立った崖を持つ皿山が聳えています。近くに行きますと崖はとても登れる感じではありませんが、山頂付近にガードレールが見えるのでどこかに登山道があるはずです。北側の江波皿山公園から階段を上りますが、『崖崩れ工事中につき通行禁止!』ロープが行く手を遮ります「まいったなぁ、ここまで来て」諦めきれない隊長です。
○工事のおじさんに「ここ通れませんか?」胡散臭そうに見つめられますが本日はネクタイを結んだ善良サラリーマンスタイルです「上に用があるのかい?」「はあ」「じゃ、気をつけて通って」・・まったく何の用事があるのやら。山ではいたる所で工事をしていました、山頂の広場でもパワーシャベルが唸りを上げて仕事に励んでいます、展望台からは平たい江波山がすぐそこに望まれますので草々に引き上げます。
【江波山】えばやま 37.9M 山名表示なし 2万5千分1地形図(広島)
○江波山は山桜の名所のようです、山頂の江波山公園には沢山の桜が植えてありました。近所の人々が掃除に精を出し綺麗に整っていて気持ちの良い環境です、片隅では老人たちが朝からゲートボールに熱中していました。山頂からの眺望は良く、葉を落とした桜の木々越しに先ほど訪れた江波皿山が紅葉を散らした贅沢な衣装に身を包んでいます。反対側にはシンメトリーの似島が美しい姿を海上に現しています。
○さて三角点を求めて右往左往しますが、あるべき所に影も形もありません(おかしいなぁ)残念ですが諦めましょう。最後は南側からの姿を求めてトンネルを抜け高層マンションから写真を撮ります。街なかの山は山際まで家々に囲まれ高層マンションも近くに建築されています「まあこれもやむを得ないか」本日は広い心で山を後にいたします。