笠山
日本一小さな火山
萩の浜から海を挟んで笠山遠望
【行程】 1/23(水)雪 [萩観光ホテル13:25=(車)=駐車場13:30−外輪山13:32−噴火口底13:33−三角点13:34−駐車場13:36=(車)=萩13:45] 【メンバー】 隊長、ワンゲル君
【笠山】かさやま(112.2M) 2万5千分1地形図(越ヶ浜)
○萩の町の雪景色を見ようと萩観光ホテルでお茶にします、白い氷の粒がガラスの向こう側を次から次へと斜めに横切って行きます、眼下には日本海の荒波が湾内に打ち寄せ白い波頭が風の強さを知らせます。ホテルは笠山の中腹にあり萩の街並みが一望のもとです、突然の寒波に準備の無い隊長は寒さに負け避難してきたのでした。
○ホテルの従業員の言うことにゃ「笠山は日本一小さい火山です」「なに!日本一とな?」そうと聞いたら黙って見過ごす隊長ではありません、吹雪の中を登って見ましょう(酔狂な)ホテルから笠山駐車場まで車で5分、コートを羽織って登頂を開始いたします。階段を登ると公園になっていました、早速山頂に向かいます。外輪山に辿りつくとカルデラがありました、なるほどこれが日本一小さい火山たる所以でした。噴火口の底まで下ると柵があり穴は奥まで続いています、火口壁は赤い溶岩で出来ていて本当に大きな火山と変わりません(当たり前か)
○同行のワンゲル君はイニシャルがW.V.というだけで他意はありません、単なるサラリーマンです(そう言えば隊長も善良なサラリーマンでした)さて火口底探検のあとはお鉢巡りです、反時計回りで展望台をパスすると海が見えて来ます。風が雪を運び正面から吹き付けてきますが、耐寒姿勢をとりながら萩の街並みを雪の彼方に望みます。少し先に三角点を発見、思わず踏みしめます。あっと言う間に外輪山を一周(30M)し山を下ります、骨の髄まで凍りつきましたが、とてもファンタスティックな体験でした。