モエレ山・天神山
プレイマウンテンからモエレ山
【行程】 3/21(金)晴れ [円山公園11:30=(地下鉄)=環状通東11:49/12:20=(バス)=モエレ公園東口12:42−S12:55−モエレ山13:05/13:15−プレイマウンテン13:25−S13:27−モエレ公園東口13:38/13:44=(バス)=環状通東14:04/14:11=(地下鉄)=澄川14:36−E14:46−天神山14:50−平岸天神15:03−表参道入口15:05−南平岸15:21/15:27=(地下鉄)=円山公園15:47]*山頂からの方位 【メンバー】 隊長
【モエレ山】もえれやま(53M) 2万5千分1地形図(札幌東北部)
○朝からの吹雪も弱まり微かに円山が望めるようになったので低山巡りに出発します、地下鉄の乗り換えに手間取り環状通東に着いたのはバス発車の1分前でした。必死に階段を上り地上に出たら乗るべきバスは目の前を通過『ついてない!』次は半時間後のバスです。
○ところが何が幸いするか判らない、バスから降りたらドピーカンじゃありませんか。真白なモエレ山が青い空に映えます。しかし何たる醜悪な山容でしょうか、隊長の感性は明らかに拒否反応を示しています。モエレ公園はイサム・ノグチ氏が設計したそうですが余計なお世話の土饅頭です、せめて雪に覆われて土の見えない内に登ってしまいましょう。
○スパッツを着けて慎重に足を運びます、締まりかけた雪は隊長の身体を支えますが3歩進むとズボッと膝まで埋まり悪戦苦闘の始まりです。大汗を掻きながら山頂目差して強引に直登します。誰も居ない山頂からは360度の大展望でした、遮るものの無い石狩平野の真中に50mの標高は貴重です。
○北にピラミッド状の丘が見下ろせますので寄って行きましょう、急斜面を華麗に下り緩い登りを一気に駆け上がるとプレイマウンテンの山頂です。犬を連れた二人がノンビリと話していました、先ほど登ったモエレ山が逆光に白い山容を晒しています。
【天神山】てんじんやま(89M) 2万5千分1地形図(札幌)
○今度は平岸の天神山に向かいます、地下鉄を澄川で降り北に進むと左手に葉の落ちた木々に囲まれた丘が見えてきます。道路を渡ると凍り付いて滑り易い参道が山頂の鳥居まで続きます、かなりゆっくりと慎重に進み鳥居を潜ると雪に覆われた相馬神社の本殿が現われました。
○静かな境内では老人が一人お参りしていました、隊長も隣で手を合せます。米軍のイラク攻撃が開始されましたが世界平和を祈らずには居られません。神社の裏には藻岩山の展望台があり心が洗われるような姿が拝めます。下りは北に向かいましょう、最後は山名由来の平岸天神を通って道路に出ました。裏手に梅林があり4月には花見が楽しめそう、寒風に耐えてきた蕾もあと少しの辛抱です。まだまだ寒い札幌ですが春の足音は一歩一歩近づいて来ているようです。