枡形山

山頂の能舞台兼展望台


【行程】 3/2(土)曇り時々晴れ [鷺沼10:34=(東急)=梶ヶ谷10:40/11:01=(東急バス)=飯室11:25−NE11:35−飯室山11:42−枡形山11:46/12:00−WS12:04−日本民家園・岡本太郎美術館12:10/14:03−専修大学入口14:13/14:30=(東急バス)=あざみ野15:00]
【メンバー】 隊長


【枡形山】ますがたやま (84m)  2万5千分1地形図(溝口)

国土地理院発行の2万5千分1地形図(溝口)飯室山山頂の東屋 ○笹が生い茂る鬱蒼とした斜面に木の階段で出来た遊歩道が続きます。ほとんど人通りが無い山道を颯爽と登りますが次第に脚が上がらなくなります(情けなぁ〜)低山をちょっと馬鹿にしすぎました、少しペースが速すぎたようです。飯室山の山頂には山小屋風の休憩所がありテラスからは東京方面の展望が開け、遠くに新宿副都心の高層ビル群が望まれます。


枡形山の山頂標識○枡形山へはフラットな縦走路を数分です、広い山頂広場の真中には大きな展望台が聳え立ちます。一階には能楽の舞台があり展望台へはエレベーターも付いていますが、隊長は当然階段で登ります。暗い階段を上ると明るい光に満ちた展望台へと導かれ、360度の大展望ですが春霞で遠望はあまり利きません。みなとみらいの高層建築群のシルエットが丘の上に覗いていました。

○家族連れが上がって来たのを潮に独り占めした展望を譲って下ります。広場の真中にある立派な山頂標識を写してから下山いたします。ところが日本民家園への道が工事中で通行止めです『またぁ?』仕方が無いので遠回りですが公園事務所方面に石畳の道を下ります。

日本民家園の古い家屋○帰りには麓の日本民家園に立ち寄ります。江戸時代に建った古い民家が23棟も移設してあり、それぞれが興味深く思いのほか楽しめました。暗い室内には囲炉裏の煙に燻されたくすんだ香り、隙間風の通る土間に竃の灰とくれば「おしん」の世界に浸ります。ついでに岡本太郎美術館にも寄って行きましょう。こちらの芸術は凡人隊長にはちょっと理解不能でしたが、太陽の搭など懐かしさ一杯でした。

○帰りは専修大学まで谷を詰めるとゴルフ場の脇を通ってバス停です。暖かな春の日差しに誘われて近郊の低山散歩もなかなか乙なものでした。いつもはセカセカとした低山めぐりですが、本日のような文化の香りのする散策も偶には良いようです。