品川富士・美浜富士

第一京浜を挟んで品川富士


【行程】 3/15(土)晴れ [鷺沼11:26=(東急・JR・京急)=新馬場12:05−E12:12−品川富士12:14−E12:19−新馬場12:22/12:24=(京急・JR・東京メトロ・JR)=新浦安13:16/13:45−若潮公園S13:50−美浜富士13:51−S13:52]
【メンバー】 隊長


【品川富士】しながわふじ (約20m)  2万5千分1地形図(東京西南部)

国土地理院発行の2万5千分1地形図(東京西南部)品川神社からの登山口 ○『何の因果で土曜日に会社?』4月の陽気なのにスーツ姿で出勤の隊長の心は限りなくブルーです。でもこのマイナス思考をプラスに転じるために一工夫いたします。ほんの少し寄り道をして富士塚に立ち寄ることにいたしましょう。京浜急行の車窓から偶然見つけたのが品川富士です。ほんの一瞬の出来事でしたが眼の前に聳え立つ溶岩の塊に目が釘付けになってしまいました。

○新馬場で降りて第一京浜を北上し最初の信号の向い側に品川神社があります。鳥居を潜り神社の階段を半分ほど上ると左手に登山口です。ゆっくり5合目まで登ると平らなお中道になり、ここからは溶岩の中の急な登山道です。足下に気をつけながら急坂を喘ぎながら登ると、アッと言う間に旗竿の立つ山頂でした。

○山頂からの展望は海側に開けます。品川の高層ビル群が間近に眺められ、ここ数年の東京の変貌には驚ろかされます。涼しげな海風を受けて気分は爽快。下山は反対側の品川神社に向かいましょう。お中道が神社の広場に繋がっていて登山口になっています。神社にお参りしてから下山いたします。ほんの僅かなひと時でしたが充実感一杯の富士塚登山でした。

【美浜富士】みはまふじ (約10m)
 2万5千分1地形図(浦安)

国土地理院発行の2万5千分1地形図(浦安)家族連れで賑わう美浜富士○本日の最終目的地は新浦安です。ここには確か美浜富士がありましたっけ。山の形は変りましたが取り壊しの危機を乗り越え立派に甦りました。何でも公園に痴漢が出るとかで見通しを良くするために築山を削りとることになった由、隊長は浦安市の良識を疑ったものでした。でも最終的には石垣を無くし、高さは変えずになだらかなスロープの山に変身しました。

○近くでイベントがあったようで大勢の家族連れが芝生の上で休んでいます。あちらこちらで小さな子供たちがシャボン玉を吹きまくるので、風に乗ったシャボン玉が舞い踊っています。スーツ姿の隊長は避けるように進みますが、前方を流れるシャボン玉に行く場に困り立ち往生です。でも思い切ってダッシュで山頂往復を果たしました。いきなり降って湧いた休日に出社という面白くない事態でしたが、それを楽しい思い出に転換できるのも低山散歩の魅力のひとつです。