野田御嶽山

御嶽山を南側より見る


【行程】 11/27(金)晴れ[野田市13:10−鹿嶋神社E13:20−野田御嶽山13:21−E13:22]
【メンバー】 隊長


【野田御嶽山】のだおんたけさん(18m)  2万5千分1地形図(守屋)

国土地理院発行の2万5千分1地形図(守屋) ○本日は仕事で千葉県の野田に出没です。東武線の野田市駅を降りると、微かな醤油の臭いが鼻腔を擽ります・・・そういえばここは醤油の街でした。ノンビリとした古い町並みは、醤油工場を中心に名物の煎餅屋も軒を連ねています。南側の踏み切りを渡って交通量の多い道を東に向います。歩道が無い狭い道を大型トラックが擦れ違いますから歩行者は堪ったものではありません。

御嶽山神社と彫られた由緒ありげな石碑○400mほど進むと道の反対側に緑の小高い丘と石碑が望まれます『あれは、もしや富士塚では?』突然の低山出現に高まる緊張感。隊長の心臓は早鐘のように打ち始めます。信号の変るのももどかしく、道を横切ると鹿嶋神社と書かれた鳥居がありました。神社そのものは奥に細長いのですが、塚は道路に面した左手前にあります。道路拡張で下部が抉られたようにコンクリートで固められて、上部のフェンスは哀れを誘います。


鹿嶋神社の鳥居の左に丘がある○鳥居手前の左手にある2mぐらいの丘を駆け登ると、山頂には石碑が3本建っています。真中の大きな石碑には「御嶽山神社」の文字が、右の小さな石碑には「白山神社」の文字が刻まれています。いずれも歴史を感じさせる逸品ですが、時間が無いので裏面の確認は出来ませんでした。

○良いアングルで写真を撮ろうと思ったのですが、携帯のカメラを構えて下がると車道にはみ出してトラックに撥ねられそうになりますので自粛いたします。約束の時間に遅れては大変ですから、調査もそこそこに後ろ髪を引かれる思いで鹿嶋神社を後にいたしました。

○まったく何処で低山に出合うかはわかりません、常に心の準備が必要と感じました。帰ってからネットを駆使して調べましたが、鹿嶋神社に富士塚ありという確信は得られませんでした。しかし隊長はこれを「野田御嶽山」と命名し低山コレクションに加え、世に問うことといたします。