カニ山からくじら山
カニ山・城山・プロペラ山・くじら山
水田の向こうにカニ山
【行程】 7/2(木)快晴[たまプラーザ8:43=(東急・JR・京王)=調布9:27/10:13=(バス)=佐須10:24−カニ山10:42−野草園10:54/11:10−城山11:27−雀のお宿11:48/13:00−深大寺13:02−調布飛行場13:45/14:12−プロペラ山14:32−くじら山15:25−新小金井16:05/16:08=(西武・JR・東急)=たまプラーザ17:41] 【メンバー】 隊長、中村氏、シェルパ2、男5、女11
○「東京まちなか超低山」の著者である中村みつを氏の案内で超低山を歩く企画も回を重ねて9回目。前回2月の企画は隊長の海外遠征でパス。この企画もコロナウイルスの影響で2回も延期となりました。よって昨年の11月以来と低山散策となります。今回は深大寺周辺の山を巡りますが隊長としては初登頂ばかりなので期待は高まります。カニ山(50m)○昨日までの大雨が嘘のように晴れ渡った梅雨の中日です。本当にこのシリースは天気に恵まれています。調布駅前に集まった懐かしい顔に思わず笑みが浮かびます。まずはバスで10分ほど行き佐須で降ります。小学校を回り込むと水田の向こうに緑の丘が見えてきます。この辺りは高台ですが豊富な湧水を利用して稲作が行われています。 ○麓の登山口にはお地蔵さんが数体鎮座しています。滑り易い本格的な山道を登ると2分ほどで平らなキャンプ場となり、そこから急登を2分で山頂です。樹木に囲まれた山頂には広場があり水道や竈が設置されていました。市営のバーベキュー場となっているようです。炎天下の下界では考えられないような涼しい木陰にそよ風が吹き抜けます。○ここは見たての山で登ってきた南側からは山ですが山頂からは崖の稜線が続きます。山を下ると野草園があり立ち寄ります。高速道路を潜ると小川に出合います。ここがカニ山の名前の由来となったサワガニがいたところでしょうか?城山○神代植物園の水生植物園の奥にある15mほどの丘です。山頂までは広い道がゆっくりと登っています。山頂には広い草原があり白い石が並んでいます。どうやら昔の城跡のようです。かなり広い館が建っていたようです。立派な深大寺城址の標柱もありました。お昼は深大寺そばを食します。「雀のお宿」というお店で天ぷらとソバをいただきデザートにくずもちを堪能します。ここでサプライズが・・・みなみらんぼうさんが現れました。昨年の飛鳥山以来の再会でした。プロペラ山○深大寺にお参りしてから調布飛行場を目指します。飛行場内にあるプロペラカフェで一休み。炎天下を歩いてきたのでシャーベットは美味でした。飛行場脇を進むと武蔵野の森公園です。ここの入口の脇に小高い丘があります。眼前には飛行場が広がり360度の大展望です。山頂にはベンチが置かれ気持ちの良い展望台です。 ○すると飛行機が木々の上をかすめて着陸してきました。双発のプロペラ機で伊豆七島からの定期便のようです。ものすごい迫力でエンジン音を響かせて着陸するさまが目の前で展開します。中村氏はこの山をプロペラ山と命名しました・・・公園の案内図では展望の丘と書いてありましたが。くじら山(53m)○武蔵野公園のなかを進むと樹木の間から草原に緑の丘が望まれます。山頂には木でできた山頂標識も認められます。誰も居ない公園に登山隊の嬌声が響き渡ります。コロナ対策としてはあまり好ましいとはいえませんね。登山道は無いので土手をどこでも登りほうだい。○山頂では参加者の方から「みつお饅頭」の差し入れがあり、ありがたくいただきます。この山は隣の小学校を整地した時の残土で造られた築山です。横からみると鯨に見えるのでくじら山と呼ばれ子供たちに親しまれました。今日は誰もいませんでしたが休日には親子連れなどで原っぱが混み合うほどの人気だそうです。○本日は久しぶりの登山でしたが期待どおりの素晴らしい低山巡りとなりました。炎天下の歩行となりましたが心地よい風に助けられ、また途中の休憩も十分でしたから誰も脱落することなく無事に終了することができました。コロナで旅行会社も大変でしょうがなんとか頑張ってほしいと思います。隊長も微力ながら応援しています。