５月半ばから友人と中央ヨーロッパ５か国周遊のツアー旅行に行ってきました。

今年は丁度その時期ヨーロッパに寒気到来で真冬のように寒い日が多く持参したダウンコートを着ている日がほとんどでした。５か国（オーストリア、チェコ、スロバキア、ドイツ、ハンガリー）ともなると世界遺産を駆け足で見学する日程で自由行動はウイーンとブダペストのみでした。ウイーンは４回目だったので街中は困らず友人を案内することができましたし、到着した日のホテルは郊外でしたがホテルから徒歩でウイーン中心地にある「オーバーラ」のケーキ屋さんの本店に行くことができラッキーでした。以前オーストリアを旅行する際、ウイーンでお勧めのケーキ屋さんを「リリエンベルグ」の横溝シェフにお聞きした時教えてくださったお店です。ウイーンのメイン通りにはザッハホテル（ザッハトルテで有名）はもちろんのこと沢山のケーキ屋さんが軒をそろえています。フランス菓子と違ってとても素朴なデザインのお菓子がほとんどですが、前回販売していなかったマカロンか売られているのにはちょっと驚きました。時代の流れでしょうか。

ブダペストは初めてなのでガイドブック、地図を頼りに市内見学。ドナウ川を挟んで旧市街、新市街は全く違った町並みですが、エリザベート王妃（シシィ）が愛した「ジェルボー」というスイーツを楽しめるカフェはとても重厚で雰囲気がよく素敵な空間でした。ケーキも美味しかったです。ヒルトンホテルまで戻る途中オペラ座を見学し、映画の撮影にもよく使われるという西駅にあるマクドナルドをみながら帰りました。

ブダペストに到着した時はドナウ川が土色で「美しき青きドナウ」とはかけ離れビックリ、ガッカリしましたが、夜のヨハン・シュトラウスの曲を聴きながらのドナウ川クルーズはイルミネーションがとてもきれいで昔の良き時代に思いをはせながら楽しい時を過ごしました。今回の思い出にヘレンドの陶器を１つ購入しました。ブダペストは機会があったらもう一度訪れたいです。

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（久美子）