今年度最初の専科のお菓子は「サントノーレ・カフェ」

土台はパイ生地(パートブリゼ)にシュー生地を絞り出して焼いた物です。
その上にコーヒー味のカスタードクリームをつめカラメルをつけたプティシューが3つ乗っています。
中心はコーヒー味のシャンティクリーム(生クリーム)・香ばしく焼いたスライスアーモンド・ピスタチオのグリーン・チョコプレートがアクセントになっています。

本来の「サントノーレ」はプティシューにはクリームは詰めず、シャンティーの下にサントノーレクリーム(バニラ味)を絞り、仕上げるのですが、プティシューをいただく時にクリームが欲しいし、カラメルとカフェ風味がとても相性がいいのでオリジナルのサントノーレにしてみました。

「サントノーレ」の名前はパンとお菓子の店の守護神と言われる聖オノリウスのフランス語名からとったものです。
このお菓子は、フランスではおなじみのスタイルの伝統的なお菓子です。
ちょっと手の込んだものですが、見た目も華やかですし、口にするとカラメルの香ばしさとカフェクリームが混ざり合ってなんとも言えない美味しさが広がります。

専科の皆さんも「ちょっと気合を入れて作らなければ・・・」とおっしゃっていましたが、ぜひ一度はチャレンジしてご家族の方やお友達にご馳走してあげてくださいね。                                  
                                                        (久美子)