奥の細道低山徘徊−4

稲荷山・頭無・鯨森・天狗森・臼木山

宮古港から臼木山を望む


【行程】 8/13(金)曇り一時雨[五所川原6:50=(車)=E(*)7:55−稲荷山8:00−E8:04==ENE11:05−頭無11:09−ENE11:12/11:40==W11:42(鯨森)==N11:46(天狗森)==NE15:03−臼木山15:09−NE15:14==若柳18:40(泊り)]*山頂からの方位
【メンバー】 隊長


【稲荷山】いなりやま(40.5m)青森県最低峰  2万5千分1地形図(小泊)

小泊港から稲荷山を仰ぐ国土地理院発行の2万5千分1地形図(小泊) ○本州最北端の低山は津軽半島先端の小泊にある稲荷山です。朝飯は何故か稲荷寿司が食べたい気分でしたが、心の奥底に稲荷山への憧憬があったからでしょうか。山が海に迫る小さな漁港に着いたのはまだ8時前でした、親切な老婆に道を聞き東側の階段から登ります。山頂には鳥居のある稲荷神社が鎮座しています、正面には日本海が一望のもとですが妙に明るい津軽海峡夏景色には拍子抜けでした。







【頭無】かしらなし(41.8m)青森県第二位
 2万5千分1地形図(三沢)

米軍基地の角にあるピーク国土地理院発行の2万5千分1地形図(三沢)○三沢の米軍基地にある低山三連発!頭無は基地の北西の角に位置しています、観察したところ山頂の一角にはフェンスの外からアプローチできそうです。テロへの警戒が厳重な今日この頃、軍手をはめてフェンス沿いの藪を漕ぐ図は本当に怪しい人物でした。残念ながら三角点はフェンスの中ですが辛うじて山頂を踏むことができました。







【鯨森】くじらもり(44.2m)青森県第四位
 2万5千分1地形図(三沢)

完全に基地の中の鯨森国土地理院発行の2万5千分1地形図(三沢)○南下して鯨森ですが、こちらは完全に基地の中です。如何ともし難いので西側の道路から写真に収めて立ち去りましょう。聞きなれぬ英語の嬌声に振り返れば、柿沼湖畔にある基地の海水浴場が家族連れで大賑わいでした。






【天狗森】てんぐもり(43.7m)青森県第三位
 2万5千分1地形図(三沢)

山麓をフェンスが囲み登れません国土地理院発行の2万5千分1地形図(三沢) ○さらに2Km南下すると天狗森です、こちらは基地の西端に位置していて北側に広場があります。フェンスは広場の奥なので強引に藪を漕いで登れるかとも思いましたが、地形図を確認すると境界線は山麓を囲っています。近くでよく観察すると藪の中にフェンスが見え隠れしています・・諦めましょう。基地の中には山頂付近まで道があるようですから、いつの日にか一般人でも訪れることができるようになるのを待ちましょう。







【臼木山】うすぎやま(86m)岩手県最低峰
 2万5千分1地形図(宮古)

明るい山頂の標識国土地理院発行の2万5千分1地形図(宮古)○宮古の町は道が狭くて交通マヒ状態です、目的地を前にイライラしましたがようやく岬に向かいます。水産科学館の脇から遊歩道を歩き、突き当たると明るい草原状の尾根に上がります。臼木山の標識がありましたが右手奥が山頂のようですから暫く尾根を歩きます、足元を探すと三角点がありました。木々の間からは宮古の町並みが一望でき爽快な風が吹き抜けます。