川和富士

川和富士公園の立派な山容を誇る川和富士



【行程】 1/19(金)曇り [たまプラーザ15:15=(タクシー)=山田富士公園15:25/15:40=(タクシー)=川和富士公園15:57−川和富士16:05/16:10−夕やけ橋16:22/16:40=(タクシー)=たまプラーザ17:00]
【メンバー】 隊長、編集者、カメラマン


【川和富士】74m

○ビッグイシューという雑誌から取材の申し込みがありました。隊長の低山徘徊に興味があるとのこと。わざわざ大阪からの出張です。まずは駅前の喫茶店で取材に応じます。その後、近くの低山で写真撮影という手順にいたしましょう。港北ニュータウンにある山田富士が近いし見ごたえがあるので白羽の矢を立てます。




○田園都市線の不通の影響でタクシーが出払っていて待たされましたが、山田富士公園の脇で車を降り山裾を半周します。ところが山頂を目指す遊歩道は工事中で通行禁止です。それなら北側の山から尾根沿いにアプローチしましょう。ようやく山を登った山頂にはこちらも通行禁止のロープが張ってあります・・・万事休すです。




○仕方がないので近くの川和富士を目指すことにいたしましょう。こちらは標高が74mと規格外ではありますが姿が美しいので勘弁してもらいましょう。何とか車を捕まえて行く先を告げるも運転手は「知らない」と。ネットで検索して住所を知らせます。ようやく着いた川和富士公園には立派な富士山が聳え立つのでした。カメラマン氏はいたく気に入ったようで、姿かたちを誉めまくります。



山頂の方位版○この山は結構な人気があり山麓を散歩する人や、山に登る人が散見されます。我々も直登ルートを取り階段を山頂に向かって登ります。最後は巻き道と合流し緩い傾斜の道を辿って山頂に到着です。周囲に遮るもののない360度の大展望です。生憎の曇り空なので丹沢が薄らと見えますが富士山は姿が見えません。反対側のみなとみらいのビル街は良く見えました。山田富士での未登頂のうっぷんを晴らすことができました。




○流石はプロのカメラマンです。交換レンズを次から次へと取り換えてはシャッターを押しまくります。わずかな時間に200枚くらい写して撮影は終了です。ところが好事魔多し。上手の手から水が漏れるとはこのことでしょうか。山麓を交換レンズが2本コロコロと転がって行きます。まるでおむすびころりんじゃありませんか。間一髪でコンクリート道に当たる瞬間に子供連れのお母さんに救われました。




○帰りの車もなかなか捕まらず、タクシー会社に電話するも「都筑区に空いた車はいません」との冷たい回答。すると目の前で降車するタクシーが・・・何たる幸運でしょうか。こうして低山取材の珍道中は無事に終了しました。果たしてどんな記事になるのやら、楽しみのようでもあり心配のようでもあります。