【東大久保富士】
○午前中に渋谷で用事があり夕方から新宿で会合がありました。家まで戻るのは億劫なのでお手軽な新宿の富士塚巡りといたします。まずは東京メトロの副都心線で東新宿へまいります。ここは箱根山へのアプローチで何回か来ましたが、今回は駅の南側を目指します。大江戸線側のA3出口を上がるとオシャレなお店の前を通り東に向かいます。
○細い道を2本渡ると西向天神社の鳥居が迎えてくれます。鳥居を潜ると階段が続きます。ちょっとした高台に神社はありました。右手の手前に児童公園がありその端に東大久保富士はありました。ただ残念なことにフェンスに囲まれていて入口には鍵が掛かっています。
○登頂は諦めて写真を撮りましょう。幸いフェンスは低いので富士塚の綺麗な写真は撮ることができました。高さ3mぐらいの典型的な富士塚でした。ところが帰ってからネットを見ると下から登る道があったようです。残念無念!リベンジを誓った隊長でした。
【西大久保富士】
○東新宿に戻り大久保通りを西に向かいます。スマホの地図に導かれて鬼王神社に到着です。どうやら裏門から入ることになりました。ところが富士塚は入ってすぐの左右にあったのです。むかって右側に胎内と1合目から4合目までと、左側には5合目から山頂の奥宮までが聳え立っています。
○なんと1967年に本殿再建の際に二分されたそうです。こんな富士塚は珍しい!超レアですが何だかしっくりきません。土地が狭いとはいえ分割されて残念な姿となってしまいました。
【新宿富士】
○次に向かったのは花園神社です。裏道を南下すると新宿ゴールデン街の入口に出ます。この反対側に花園神社の裏参道があります。階段を上ると本殿前の広場です。左手奥にこじんまりとした柵が見えてきました。小さな鳥居の奥に小ぶりな富士塚が鎮座していました。
○左手前には立派な芸能浅間神社の立札がありなにやら異様な雰囲気です。右手前には藤圭子の夢は夜ひらくの歌詞が書かれた石碑がありました。どうやら芸能界と縁のある富士塚のようです。富士塚には珍しく若者が4人拝んでいましたので、芸能関係のご利益が期待できるのかもしれません。