今回の研究科は和洋を組み合わせたお菓子を2点作りました。
生徒さんからマフィンを教えて欲しいという声があり、どんなマフィンにしようかと思案していました。ブレーン、チョコチップ、ブルーベリー入りなどレシピは雑誌にも多く載っているので、今更・・・。その上、チェーン店のカフェにはもちろん、今ではパン屋さんでもよく見かけるマフィン。試食してみましたが、どれも「うーーーん」。
市販では買えないような美味しいマフィンを作りたい!!と思いついたのが、抹茶とホワイトチョコ。2月の専科でこの組み合わせがとても好評だったので、マフィンにも応用出来ないかと思い、試作を始めました。ホワイトチョコのおかげでフワフワなのですが、これだけでは何か物足りない。そこで桜を加えてみました。抹茶・ホワイトチョコ・桜の花の3つの味が一体になり相乗効果でぐっと味が引き立ちました。次はバランス。抹茶とホワイトチョコと桜の花をどのような配合にするか?です。
理科の実験みたいでこれが意外と楽しいですよ。
そして出来上がったのが今回のマフィン。
ブランマンジエも桜続きで和洋の組み合わせにしました。ブランは白、マンジエは食べ物。本来はアーモンドを使います。さっぱりとした味に仕上がってこれも好評でした。
画像の花瓶は今回イギリスで購入してきたものです。なんだか京都で売っている徳利のようですが、羊の薬が入っていたと言われるアンティークです、これも和洋折衷ですね。  (久美子)