3年前の楽しかったイタリア旅行をもう一度味わいたいと思い昨年12月に再び行ってきました。前回はお盆休みに行ったため、美味しいレストランが閉まっていたので今回は美味しいシーフードを期待しての旅でした。

訪れた所は以前とほぼ同じ。ただ冬のイタリアは観光客が少ないのに歩いてる人はなぜか日本人ばかり。時々美術館でイタリアの小学生が見学する姿を見かけました。

ミラノではクリスマス前ということもあって、ツリーの形をしたオブジェにアーティストが思い思いの絵を描いて飾ってあるのが印象的でした。



また、夜になるといつもは静かな広場もクリスマスマーケットの市が出て地元の親子連れで賑わっていました。ドイツでは見られなかった皮手袋のお店もありましたが、これらはMade in Italyではなくて中国製との事でした。

ベネツィアもやはり冬の水辺は人がまばら。
ここもほとんどの観光客が日本人といっていいくらい。
ゴンドラも何かさみしげでした。

夏には賑わっていたジェラードショップも閉まっていました。
確かに寒すぎてジェラードどころではなく、あまり美味しくないチョコレートドリンクで身体を温めました。
こちらでは今回ベネツィアンレースのテーブルクロスを購入しました。

フィレンツェは再び訪れてみたかった町です。
ミケランジェロ広場からの眺め(Top画像)はフライトしていた時から何も変わっていない。
それがヨーロッパの良さの一つかもしれません。
ウフィツィ美術館も2回目ということとガイドさんの流暢な説明で絵画についてなにもわからない私でも感動がひとしおでした。入場も待たずに日本語の説明も聞けるのもツアーの良さの一つです。ドゥオモのクーポラ内部に描かれたフレスコ画「最後の審判」もすばらしいです。

ここでの自由時間には地元のガイドさんお勧めのレストランにはいりたっぷり2時間かけて食事をしました。メインはもちろんフィレンツェの代表料理キアナ牛のTボーンステーキです。ポルチーニ茸のグリルもいただきたかったのですが、秋のものなので遅すぎました。とても残念。でも本場のマロングラッセは時期のものでとても美味しくいただくことができました。

こちらではマドヴァ本店で手袋を、サンタ・マリア・ノヴェラで化粧品を購入しました。

雪のアッシジ散策後、ローマへ。
冬は日が短く寒すぎて遺跡巡りには不向き。とりあえず、ヴァチカン、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、スペイン広場、トレビの泉などさっと見学し目的のシーフードレストランに向かいました。ところが月曜日だというのにクローズ。金、土、日のトラックのストライキで材料が届かなかったからだそうです。気を取り直してセカンド候補のレストランへ向かいました。こちらで、キャンティロッソと共にアンティパストからドルチェまでフルコースで好きな物をチョイス。最後に私が頼んだドルチェ「洋ナシのワイン煮」は絶品でした。

2回の旅行で学んだのは冬は寒さが厳しい上に、日が短く行動時間が制限されるので避けた方が良いという事でした。フィレンツェ、ローマは気候が良い季節にリベンジしたいと思います。                (久美子)