今年の5月は、専科をお休みさせていただき、昨年12月のリベンジも兼ねて、食べ歩きとケーキ研修の旅に行って参りました。はじめに行ったウィーンは、一昨年夏に訪れた時と同じホテルに滞在しましたので、地図を頼らず、ザッハやデメル、オーバーラの店に行く事が出来ましたし、オペラ座のボックス席でのバレエ観賞も堪能いたしました。

パリは6年ぶり。メトロの券売機も新しくなっていました。驚いた事は、以前にも増してマカロンブームだという事!ラデュレをはじめ、メゾン・ド・ショコラ、エルメ、アンジェリーナ、サダハルアオキetc・・・ 定休日がそれぞれ違うので調べた資料を基に毎日歩いた事!
ラッキーにも全日程爽やかな晴天に恵まれ、日も長く、日没は9時過ぎでした。
フランス料理のお店にも訪れました。夜は半年先まで予約でいっぱいという人気レストランも昼なら開店前に並べばOKという情報を得て、早速TRY!席がとれたのはいいのですが、メニューは当然フランス語のみ。デザートはわかっても、メインディッシュはさっぱり。
結局、周りを見渡して、オーダーすることになりました。いつも旅行先でその国の言葉を話せたらもっと楽しく有意義だろうと思いつつ、帰国すると日常の忙しさに追われ勉強を怠ってしまいます。

日本人がオーナーのフレンチレストランにも行きましたが、こちらは日本語のメニューがあり、好みの物をオーダーする事ができました。さすが日本人シェフの作るフレンチは繊細で見た目も美しく、最後のデザートまですべて満足できました。是非、また訪れたいと思います。

講習はルノートル、リッツエスコフィエ、エルメ。
塩キャラメルのマカロンは絞ってすぐに焼いたにも関わらず、まわりはサクッとしていて、中はしっとり。それほどマカロン好きではない私でもいくつも手が出てしまいました。今回学んだたくさんのお菓子を専科で生かそうと思っています。最終日に伺ったパティシエールがオーナーの新店舗「ガトー・エ・デュパン」はレアチーズケーキなどパリでは珍しいケーキが並んでいました。まだまだ行き残したところがたくさんあるので、近いうちにまた訪れたいと思います。     (久美子)