鎌倉ラザロヘッドコーチレポート
ここでは、鎌倉ラザロヘッドコーチである#8山口浩明が、ヘッドコーチの視点から見た、鎌倉ラザロとアメリカンフットボールについてを、不定期(基本は毎週)レポートとして掲載していきます。
第139回
『第7回鎌倉ボウル』今年も無事に鎌倉ボウル、開催できました。
選手、OBはじめ、関係者の皆様、毎年毎年本当にありがとうございます。
12時間、フットボール漬けの1日、本当に大変だけど、これを味わえるのはあそこに来た人だけなんです。
その気持ちはいつまでも忘れないでください。
今年の新たな取組み、高校生とラザロのフラッグフットボールによる交流、大成功だったと思います。
私自身、大人げなくはしゃいでプレーしちゃいました(ほんと、大人げないプレーとかしちゃいました)。
鎌倉ボウルにはラザロのOBがたくさん応援に来てくれます。
本当にありがたいことです。
わざわざ遠方から、5時台の電車で来てくれた人もいます。
こんなOBがたくさんいるチームって、他にないと思います。
「お〜、久し振り」、「悪いなぁ」、「ありがとうなぁ」、「また来年」この言葉を何回言ったことか。
みんな私にとっても、素晴らしい仲間です。
こういう気持ちを忘れないためにも、「鎌倉ボウル」続けていきたいです。
来年もよろしくお願いいたします。
現役選手は、優勝することがOBにとっては何よりです。
7/17
第138回
『旅とフットボール』
またまた、旅の話からうまく構成します。
『旅』といっても、いろんな形があるわけで、全部自分で手配するものから、
完全にパックされたツアーまで、どれもそれを選択した人には『旅』なんですよね。
以前、ネパールで知り合った埼玉在住の旅ギャル(そんなに若くはないかな?)は、
確か上海まで船で行って中国をモンゴルまで鉄道で縦断、
その後チベットまで南下してネパール、インドって旅してました。
一人でですよ。
2月ぐらいにアンコールワットに行ってきたらしく、それもバンコクまでの航空券だけ買って、
そこからは鉄道とか行き当たりばったりみたいにして、行ったらしいです。
彼女曰く、英語も通じない国も何とかなるらしいです。
自分が考えるのは、全部ツアー会社にお任せのパックツアーまでではなく、
最低限の宿、交通手段、両替のレート等の準備はしてから、『旅』を楽しみたいです。
で、彼女のようなスタイルで旅してるのは、殆んど若い人です。
だんだん年を取るに連れて、少しずつ保守的になります。
それでいいと思います。
若い人だからできるし、感じる事があって、年齢を重ねる事によって変わっていくものだと思います。
でも、全く準備してなくても、万全の準備をして行っても、ある程度から先では絶対にハプニングに出会うわけで、
それが大なり小なり『旅の醍醐味』だと思います。
若い人のやり方だと、ハプニングは良いものも悪いものも多いです。
その悪いハプニングを少しでも減らすように、自分たちのような人は余分に準備をするわけです。
ただ、どんな旅がいいのかは、旅をする本人が決めればいいことで、若いからパックツアーはダメだとか、
年齢がいってるからバックパッカーみたいな事はしないとか、そんな風に決める必要は無いと思います。
で、やっとフットボールの話なんですが、旅で言うところの『醍醐味』、
これって試合中に起きるいろんな状況にどれだけ対応できるかって事に似てると思います。
想定外の状況で、いかにチームとして、個人として、対処できるかによって、勝敗に大きく影響します。
旅では悪いハプニングも、ある意味楽しみなんですが、フットボールの試合ではそういったものは最小限にしたいです。
なので、『準備』が大事なんです。
選手ならフィジカル、メンタル、プレーの理解力とか、チームだったらスカウティングによるゲームプランやシステムの確認とか。
フットボールは行き当たりばったりじゃダメなんです。
フットボールを楽しむために、準備をちゃんとしましょう!
強引だけど、なんとか、まとまったかな。
5/14
第137回
『旅で得るもの』
ベトナムの空港ロビーから外に出たら、ものすごい暑さでした。
機内のエアコンが寒いぐらいだったので、余計に暑く感じました。
ホテルまでの送迎車に乗って市内へと向かう途中、あまりのバイクの多さに圧倒されました。
久々の海外で暑さとバイクの量で、かなりビビってテンパってしまいました。
仕方なく、当日の夜と2日目の午後まで日本語ガイド付きの現地ツアーに参加しました。
だんだん街中の雰囲気にも慣れ、ガイドに色々アドバイスをもらい、ツアー後に一人で町を歩きました。
そうしたらなんだか、やっとスイッチが入ったようで、ウキウキしている自分に気付きました。
それは、見ず知らずの土地で、何か一つわかったり、出来たりすると、その度に自由になるというか、楽しくなるんです。
例えば、両替をして現地通貨を持ち物価を知ったり、郵便局でエアメールを出したり、
市場で商品を値切ったり、食堂で注文したり、タクシーやバスに乗ったりとかです。
一番解放された、というか嬉しかったのが、一人で道路を横断できたことです。
くだらないって思われるかもしれませんが、道路を渡れない観光客のための警備員がいるくらい凄いんです。
それくらいバイクが走っている道路を普通に渡れるようになったとき、「よっしゃあ!」ってなりました。
こうやって何か一つできたり、わかったりすると旅ってどんどん面白くなります。
でも、自分から飛び込まなければ、何もわからないままですよね。
それって、勉強や仕事、フットボールも同じですよね。
おっと、強引にHCレポートらしい展開に持ってきましたよ。
フットボールはルールが毎年変わっていて、それに応じて、プレーも変化(進化)していきます。
自分から行かないと置いていかれます。
でも、解れば楽しいし、知れば面白くなると思います。
好きでやってる事なら、どんどん楽しくしなければ。
人に楽しくしてもらうんじゃなく、まず自分からだと思います。
もっともっと、楽しくしましょう!
PS:カツオ、ケニアはどうだぁ?
気球に乗ってのジャングル・サファリとかやってんだろうなぁ。うらやましい〜。
4/30
第136回
『ベトナム』
練習サボって、ホーチミンに行ってきました。
韓国、台湾では近いし、タイ、インドはちょっと遠いかなってのと、
食べ物が旨そうっていうのが、ベトナム行きの漠然とした理由です。
ホーチミンは、この時期が一番暑く、35℃以上の日々でした。
それと、とにかくバイクの量がハンパじゃないです。
よく、中国の自転車がたくさん走ってる映像があるじゃないですか、
あの自転車が全部バイクになったカンジです。
ヘルメット着用は義務付けられてますが、原チャリは免許が要らないんです。
で、乗れるなら、何人乗ってもいいみたいです。
事故が無いのかっていったら、無いわけないです。そこら中でぶつかったり、ひっくり返ってます。
でも、たくさん走ってるから、そんなにスピードが出てないんです。だから、大ケガはないみたいです。
一般的に英語が全く通じないです。自分がそんなに英語が話せるわけじゃないですが、
俺ぐらいは向こうも話せるだろうと思っていたら、甘かったです。
そんな状況なのに、ローカルバスに乗っちゃいましたけど。
弾丸ツアーとはいえ、終わってみれば中身の濃い4日間でした。
旅の魅力って、人との出会いとかふれあいだと思います。
市場に行けば、「何、欲しいですか?」「お兄さん、安いよ」と声をかけられます。そういう人と仲良くなったり、
値切ったりして、コミュニケーションとれるようになってくると、楽しくて仕方ありません。
市場で前からおじいさんが近づいてきて、「サングラス買わないか」って言うんです。
見たら、手に一つサングラス持ってて、しかもレンズのトコをガッチリ握って。
「要らないよ」「これ『オークリー』だぞ、10ドル、どうだ」って。サングラス屋はちゃんとあるし、なんで一個しか持ってないじいさんから買うんだよ。
確かに限りなく『オークリー』に近いシールは貼ってあったけど。
知らんぷりしてたら、「10万ドン(約600円)、どうだ?」と着いてきたので、早足で振り切りました。
数分後、またばったり会いました。「5万ドン(約300円)、どうだ?」、ホントはいくらなんだろう?
これを、おじいさんは日本語でやるんです。かわいいでしょう?
もちろん、買いませんでした。
バイクタクシーも言葉巧みにやってきます。
トラブルが多いから、絶対に乗るなと言われてたので、話だけにしてました。
なんだかんだ言って最後に断わると、必ず「なんでやねん」って言います。
関西のパワーは、ベトナムでも健在です。
え〜、まだまだ沢山話はあるのですが、僕の品位に関わる話は割愛させていただきます。
7月にまた出かける予定です。
場所は・・・、アジアのどこかです。
4/24
第135回
『鎌倉ボウル』
今年もこの季節がやってきました。
今年は初の7月開催となりました。
ラザロの対戦相手を、日程等予定がたってからJPFFの運営委員会でお伺いをお願いしようと考えていたのですが、
大変光栄なことにかなり以前より、川崎グリズリーズ様、横浜タイタンズ様より出場ご希望とのお話を頂いておりました。
さらに運営委員会で東海シーガルズ様からもお話を頂きました。
本当に嬉しい話でしたが、相手チームを決めないわけにはいかないので、
幹部と話し合った結果、今回は初出場の東海シーガルズ様にお願いいたしました。
川崎グリズリーズ様、横浜タイタンズ様には開催趣旨をご理解いただいた上でのお話でしたので、
大変申し訳なく思っておりますのと共に、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も継続開催を目標としているので、来年、再来年お願いすることになると思いますので、その節はよろしくお願いいたします。
東海シーガルズ様が鎌倉ボウルに出場してくださることで、自分の中で一つの目標みたいなものが達成しました。
それは、これで元パシフィックフットボール協会(PFA)所属の現存する全チームがこの大会に出場したことになるんです。
鎌倉ボウル開催にあたり、大変なご尽力をいただいた元日本社会人フットボール協会会長、故棚橋様が礎となって神奈川県にPFAを作りました。
そのPFAの全チームが出場することとなり、棚橋さんに、少しは「がんばりましたよ」って言えるようになったかと思っています。
今年も素晴らしい大会にしたいと思います。
また大勢の方のお力をお借りすることになると思います。
皆様のお力なくして、この手作りの「鎌倉ボウル」は開催できません。
申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
4/14
第134回
『人の話を聞け』
日曜日の練習後のハドルでほとんど話したんですが、もう少し。
コーチだろうがポジションリーダーだろうが、選手に意見するのは客観的に見てのことで、よかれと思って言ってるつもりです。
それを聞かずに自分の考えとかを言い返す、僕には理解できません。
勘違いしないでください、意見を言うなってことじゃないです。
僕だってめちゃくちゃなことを言ったり、理不尽なことをやらせようってわけじゃないです。
できてないから、間違っているから、できるように、正しいようにしようと思って見てるつもりです。
できていたら、間違っていなかったら、それは何も言わないだろうし、むしろ誉めると思うんですが。
正直、コーチングって何なんだろうって考えちゃいますよ。
「うるせえなー」とか思われてんじゃないかとか考えちゃいますよ。
あ〜、マイナス思考はよくないですね。
全く逆の場合があるから、たぶん毎週鎌倉に行ってるんです。
それは、話していることを一生懸命に理解しようとして練習している選手に接しているときです(ほとんどがそうなんですが)。
自分に対して言ってくれてるっていうのを理解しているのが、こちらにもわかるから、こっちもさらに一生懸命話しちゃいます。
で、そういった選手に、もっとしてほしいのが「訊いて」ほしいんです。
わからないから「訊く」、もっと知りたいから「訊く」、もっとうまくなりたいから「訊く」んです。恥ずかしいことでもなんでもないです。
それにちゃんと答えられるように、僕もわからなかったら他のメンバーに訊きます。
わかんないことは、訊けばいいんです。
「聞かない」人は「訊かない」んだろうな〜。
なんだかここんところ固いというか、重い話ばかりなんで次回からは明るいはなしを・・・(旅話があるかも)。
4/7
第133回
『くどいですが』
昨日の練習中に何人かに予告したとおり、「創意・工夫・努力」について。
そもそも、この言葉は何度か話したりしたかもしれませんが、某ベテラン(年とったねえ)選手に毎年毎年言ってるうちに自分なりに格言化してしまったものです。
ただ寂しいことに、これをしてるから生まれた言葉ではなく、「創意・工夫・努力無し」という方から生まれました。
今回は「無し」ではなく、「しよう」という前向きな話です。
プレー確認の練習中に、ラインの選手に「なぜ言われたことしかしないんだ」、
「どうして、こうしたらどうかとか、こんなのどうだとか、ひらめきとはいかなくとも発想、意見がでないの?」と言いました。
どこまでコーチングすればいいのかとも聞きました。
「創意」が無いんです。
新人は何もわからないんだから、手取り足取りで言われたことを実行すればいいんです。
でも、何年もプレーしていて、それが全く新しいプレーだとしても、それを何度も練習しているうちに、
「こんなのいいんじゃない?」って発想がほしいです。それが「創意」。
で、それを実行するために自分だけでなく、隣のポジションと話してみたり、対面のディフェンスに聞いてみたりするのが「工夫」。
で、そんな簡単にできるもんじゃないですから、個人的にはスピードやパワーをつけて、隣のポジションとはタイミングとかを合わせるといった「努力」。
これをしませんか?
QBは「創意」のかたまりです(じゃないと困る)。
ひとつのプレーをやってると「お、こうしたらフェイクが完璧じゃないか?」とか「このプレーの動きでこうした裏プレーできんじゃない?」って感じです。
で、目立つからかもしれませんが、自覚なく自然と「工夫」「努力」しちゃうんです。
たぶん、フットボールを楽しんでいるからだと思います。
オフェンスラインはどちらかというと、決められたアサイメントを忠実にこなすのが第一ですが、だからといってそれがすべてじゃ楽しめないと思います。
ラインだけでなく、どの選手も「創意・工夫・努力」して、もっともっとフットボールを楽しみましょう!
最後に、勘違いだけはしてほしくないので、一言。
「創意」って、まあ思いつきですけど、裏付けのないものは「創意」ではないですし、「工夫」「努力」ないものはただの「有言(大口)不実行」です。
これはやめましょうね。
では、今度の日曜日、どんな「創意・工夫・努力」を見せてもらえるんでしょうか?Nさん、期待してもいいですか?
3/30(たかさんのお誕生日)
たぶん次回タイトルは「人の話を聞けよ(怒)」です。
第132回
『春は・・・』
今日は、午後からの天気予報が良くないにも関わらず、先週の練習より参加人数が増えて、先週よりステップアップしたことができると思いきや、
先週来たメンバーが休みで、今日から参加というメンバーと見事に別れてしまい、先週のおさらいみたいな、内容になってしまいました。
でも、今日のメンバーにも今年の春の方針を告げて、意見を出してもらうという確認ができ、特にQB−WRユニットはいい感じだったと思います。
ラインからの要望もあり、2回目の練習なのに、バックスをつけてのプレー確認をかなり本チャンでやりました。
これでなんですが、近頃のフットボールのラインってあまり体で当たらないじゃないですか。うまく表現できないんですが、まず「手」でヒットするってカンジですよね。
昨年末に、某強豪大学の付属高校のOBの方とお話する機会があったのですが、「最近の高校生は体の芯で当たれない。とにかく、ただ手で当たる。
だから押せない」って言われました。聞いた時は正直「あぁ、昭和のフットボール論だなあ」って思っていました。
でも、今日ウチのラインの当りを見ていて「なるほど、そういうことか」って感じたのが、ヒットするのは「手」でもいいと思うんですが、
でもちゃんと理解していないといけないのが、手を支える上半身の筋肉、それを支える下半身の筋肉、で、さらにぶれない体幹があっての「手」によるヒットだと。
それをできるようになるためには、昔やった「ダミーチャージ」みたいな練習をやって、体の芯であたるっていうのがどういうことか習得すべきかなって思いました。
あとは、「四股」を踏むとか下半身の力を爆発的に発揮させるトレーニングを上半身のトレーニング以上に行うべきかと。
C、G、TとおいてGに新人(未経験者)を入れて、単純なダイブの練習をしてんですが、経験者のC、Tはきれいにブロックすること(アサイメント通り)をやろうとします。
穴を開けるためのブロックみたいなイメージです。
そうじゃなくて春の段階なんだから、あえてゴリ押しというか「当たり」にこだわってプレーしてくれと言ったら、理解してくれました。
この時期だからかもしれませんが、ここ数年、KG や立命のフットボールばかり参考にしてきましたが、春はやっぱり京大の「地を這うような低いブロック、
突き刺すタックル」を習得することを目標にすべきかなって感じました。
「春は泥臭く」ですね。
3/22
第131回
『2009スタート』
ここ数日の曇り空が嘘のような快晴のもと、ちょっと遅くなりましたが、ラザロのシーズンがスタートしました。
思ったより参加人数は少なかったかな。
初日は「どSトレーナー」のメニューを危惧しての調整欠席なんてのもいたのかな〜?
ま、そんな考えの選手はラザロにはいない(よね?)ので、陽気とともに段々と参加者は増えると思います。
風邪っぴきの男はちゃんと備品だけは届けに来て偉いな〜って思いましたが、無断欠席したのがいました。来週、お仕置きです。
で、どSメニューですが、皆さんの期待とは裏腹に最初からいきなり飛ばしませんでした。
なので、当然今日よりは来週、来週よりは再来週って少しずつキツクなることはわかりきっています。早めに合流した方がいいと思いますよ。
昨シーズンからの課題、オフェンスの今年の取組のようなものを選手に伝え、
ライン、バックス、レシーバー各パートの練習を終え、アフターで具体的なプレーを試してみました。
内容はともかく、今日のメンバーとはちゃんと話し合いながら、「こうしたらどうか」とか「このほうがいいかも」といったフットボールを楽しめたと感じました。
ディフェンスのメンバーからも、ディから見た意見をもらえたりして、すごい有意義なアフターでした。
中でも昨年入部のホープ君は弱点が露見してしまい、みんなからガンガン言われまくってました。
でも、言われるというのは、コーチにしろ先輩にしろ、彼のことを見ているからこその指導であって、
言い方はいろいろあると思うけど自分のために言ってくれているんだということを真摯に受け止めてほしいです(彼はわかっていてくれてますが)。
若いんだから、いくらでも伸びしろはあります。がんばってほしいです。
こんなカンジの初日でしたが、早くみんな揃ってプレー合わせとかやろうよ!!
あ、最後に「春の珍事」。
なんと初日から「兄さん」登場!昨年のプレーぶりを見た奥さんに、「もっと練習行った方がいいんじゃないの」と叱咤されたそうです。
奥さん、ありがとうございます。
3/15
第130回
『ルール』
もう古い話になりましたが、朝青龍が優勝した時のガッツポーズのことからちょっと。
昨日の納会で相撲通の「黒りゅう」氏とも話したんですが、あれはいいんじゃないのかなあ、って意見でした。
自分も、勝った相手に向かってやったわけではないし、場所前に引退だとかいろいろ言われてての優勝だし、
プロスポーツなんだからあれくらいは全然OK!だと思いました。
ただ、協会の役員やなんとか委員といった、あの団体のモラルや文化を維持していかなければならない方には「ちょっと待ったあ」ってなったのかと。
たとえば、学校でも会社でも最低限のルールを決めておかないと、めちゃめちゃになると思います。
最近の学校はモンスターペアレンツなどで、かなりヤバいみたいですが。
どこで線を引くのかは、その組織ごとによって違うと思います。
自分たちの組織だって、チーム、リーグと最低限やらなければならないこと、守らなければならないことがあり、
それをちゃんとやれない人、チームは参加する資格がないと思います。
ラザロに関して言えば、「出欠等の連絡」「お金」、この2つだけは最低限守ってほしいし、
逆にあとは一人の大人、社会人として参加してもらえれば問題ないと思います。
で、なんでこんなことを書いているかというと、最近この2つがちょっとうまく機能していないんです。
こんなところで恥を晒すようですが、ラザロのみなさん、もう少しこの2つだけは、ちゃんとしましょう。
このままでは、深刻なとこまで行っちゃいそうなんで、あえて書きました。
欠席は問題ないんです。社会人だし家庭を持ってらっしゃる人もいるんだから。
問題なのは、練習や試合に来れるのか来れないのか連絡してくれないことなんです。
そういったことには「金銭」が絡むことも多いわけで、連絡がないことによって、他の人が負担することにもなるので。
組織として動くためにも、連絡の徹底だけはしっかりやりましょう!!
なんか最近、マイナスイメージばかりな気がするなあ。
「ほったらかし温泉」でひいた風邪が原因かなあ?
裏日記の出来が良すぎです。
3/1
第129回
『旅の強者』
今回は朝青龍の優勝決定時のガッツポーズの件を書こうかなあ、って考えながら帰宅したら、一通のエアメールが・・・。
ガッツポーズの件は次回、もしくは黒りゅうにお任せということで。
カンボジアからのエアメールでした。
差出人は5年前のネパール旅の最後に知り合った、埼玉県在住の女性でした。
帰国1週間前ぐらいに日本食レストランでたまたま背中合わせになり、
その際は一言二言交わしただけだったんですが、そのあとでたまり場だったネット屋の前を彼女が通り、
ラム君(Vol.70近辺参照)が「山口、日本人、声かけろ」と。ナンパじゃなく、ネットのお客としてです。
それから、いろいろ話してみると、彼女のネパール人の友人が僕の友人ということがわかり、
最後の1週間はあちこち一緒に行動してました。
僕の帰国後、彼女はインドへ行きました。そこで、あの地震による津波がおきました。
その日、僕は京都に滞在していて、ニュースで津波のことを知ったんですが、
当日に彼女からエアメールが届いて、「今、ビーチのほうでバカンス中」って内容でした。
なんか、これが「虫の知らせ」みたいにビビり、とにかく彼女の自宅に連絡するようにと何度もメールをしたところ、
5日後ぐらいに僕のところにも、無事だと返信がきました。
彼女は20代なんですが、なかなかの旅の強者で、このときも一人旅で、中国を縦断してモンゴル、戻ってきてチベットに入り、
そこからネパール、インドって旅してました。その後一時帰国してすぐ中東に行きました。
ちょこちょこメールは来ていて、一昨年は彼女の友人2人と一緒に富士登山をしました。
旅に関しては大先輩なので、なぜか彼女は言動が上から目線です。
僕のことも「おっさん」って呼びます。最近はやっと「ぐっさん」って呼びますが。
今回のエアメールには、「長年行きたかったアンコールワットに行けた。感想は疲れた。以上。」とだけ。
やっぱりなめられてるなあ。
帰国したら、土産話を聞くつもりですが、聞いたら自分もまた旅に出たくなっちゃうんだよなあ。
旅って、人との出会いが最後はメインになっちゃうような気がします。
今年の夏はネパールに帰郷します、絶対に!
で、来年はラダックに行きた〜い。
追記:彼女にはちゃんと素敵な彼氏がいます。
2/9
第128回
『YES, WE CAN!』
オバマ大統領就任で盛り上がって、またこれからスーパーボウルでアメリカは大盛り上がり状態ですね。
オバマ大統領のキャッチフレーズに「YES WE CAN!」ってありましたよね?
あれなんですが・・・、
数少ないラザロのグッズで、96年ごろに作ったトレーナーの胸に大きく「YES WE CAN!」と書いたのがありました。
その年のチーム・スローガンみたいなものを自分が考えて作ったんです。
その年のアトランタオリンピックの開会式のTV中継で、アメリカで障害を持った方が克服して栄冠を勝ちえたエピソードを話していて、
「私はアメリカ人であることに誇りを持ってる。私はアメリカ人という言葉の最後の4文字『ICAN』が大好きです。
『I CAN』なんでも出来る」というような内容でした。
で、トレーナーの襟首のところに、AMERICAN FOOTBALL TEAM と入れて、ICANのところをチームカラーにしました。
胸の方には、「HEY ,CAN YOU?」「YES, WE CAN」 っていうデザインにしたんです。
当時はいい出来だと思ってたんですが、今はちょっと着れません。
パジャマにしちゃってます(苦笑)。
今、チーム内ではラザログッズを作ろうってがんばってくれてる人がいます。
どんな、粋なのができるのか、ちょっと楽しみです。.
2/1
第127回
『鎌倉ボウル』
雨で順延となっていた「第6回鎌倉ボウル」の第3試合が、18日に無事終了しました。
朝8時からのグランド設営は、会場の鎌倉高校の生徒さんがベースを作っていただき、残りをラザロが引き継ぎました。
ラザロは審判、チェーン、クロック、担架、写真撮影等、行いました。
皆さん、おつかれさまでした。
特に、OBでお手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。
試合内容は、大変面白く、OBチームの中にはビッグネームの選手もたくさんいて、
自分は主審をやっていたんですが、プレーに見とれて何度か時計をスタートさせるシグナルを出し忘れちゃいました。
選手の皆さんもフットボールをすごく楽しんでました。
こういった集まりになると懐かしい顔に会えるのが楽しみです。
鎌倉高校OBチームには、かなりの嬉しい再会がありました。
そういった人といろいろとこれからの「鎌倉ボウル」のありかたとかを話しました。
鎌倉フットボール協会に所属している、「鎌倉ラザロ」、「鎌倉高校」、「鎌倉学園高校」、「湘南シーブリーズ」、
この4チームでもっともっと盛り上げようって話です。
ラザロには両高校のOBが所属しているのですが、鎌倉高校の中村監督が立ち上げたシーブリーズのコーチをラザロOBがやっているだけでなく、
ラザロOBのお子さんたちがシーブリーズで何人かプレーしているとのことです。
お子さんたちが大きくなって、鎌倉高校さんや鎌倉学園さんでプレーしたらなんて考えると、なんだかウキウキしちゃいます。
そんなことを考えると、「みんなで鎌倉でフットボールを」って思いつきみたいなところから始めた「鎌倉ボウル」、ずーっと継続開催しないといけません。
やっぱり、大勢の方々のご協力なくしての継続はありません。
これからも「鎌倉ボウル」、よろしくお願いいたします。
最後に、鎌倉学園高校の卒業生で、トレーナーになるための留学中、不慮の事故により他界された山本君のご冥福を心よりお祈りいたします。
1/21
第126回
『2008締めくくり』
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
昨年は、残念な結果でしたが、今年もさらなる高い目標を持って頑張りますので、今年もよろしくお願いいたします。
さて、ラザロでのフットボールをプレーするということでは、シーズンは終わりましたが、もうひとつ大きな仕事が残っています。
『鎌倉ボウル』です。
昨年の大会は第3試合が雨のため、順延となっていました。
1月18日に鎌倉高校さんのグランドで開催されます。
対戦カードは「オール鎌倉高校VSオール鎌倉学園高校」です。
両高校の生徒さんたちは、半年前の大会の際、グランドメイクや撤収作業を手伝っていただき、
先生方には我々の試合の審判をしていただきました。
今度はラザロが、当日の運営、審判等をお手伝いする番です。
すでに主旨をご理解いただいてるOBの方々からも、数名参加のご連絡をいただいております。
OBの方々にはリーグ戦中も審判やスカウティング等、お世話になりっぱなしです。
こんなに現役チームをフォローしてくれるOBは他に見たことがありません。
自分たちの力だけで「横浜スタジアム」に行けたんじゃないんです。
本当に何度も言いますが、大勢の方に支えられてフットボールをしているんだということを、絶対に忘れないでください。
2008年の締めの仕事です。
「鎌倉ラザロ」の原点、みんなでやりましょう!
1/8
第125回
『ありがとうございました』
決勝戦、残念な結果になりました。
応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
設営、運営、撤収作業をしていただいた、他チームの皆様、協会の皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
選手、スタッフ、お疲れ様でした。
まだ、なにをどう書けばいいのかわかりません。
時間がたてば、いろいろ書けるかと・・・。
とっても可愛いチアガールのみなさん、最後まで応援していただき、ありがとうございました。
「エンジェルス」の女の子(3年生ぐらい)に、最後の記念撮影のとき「あんなに応援してくれたのに、
負けちゃってごめんね」って言ったら、「大丈夫だよ」って言われた時は、涙こらえるのに必死でした。
明日は「オヤジ」の集まりです。
懐かしい顔に会えるのが、楽しみです。
12/22
第124回
『決勝戦』
いよいよ今度の日曜日、横浜スタジアムで決勝戦です。
試合までのことは、各自の思い入れで過ごしてほしいと思います。
前回とかなりダブる内容ですが、全ラザロに伝えたいことがあります。
今度の試合は、設営も撤収作業も審判もありません。
フットボールの試合をするだけです。
こんな贅沢というか、恵まれた状況はありません。
しかも、横浜スタジアムという会場で、多くの方の応援もいただけて。
当日は、自分たちの会場入りより早くから他チームの方々が設営をしてくれて、試合後は撤収作業をしてもらいます。
そういった、環境で1日過ごすわけですから、スタジアムで会う方、一人一人にちゃんと感謝の気持ちを込めて、挨拶しましょう。
「あんな奴らのために・・・」なんて思われないように。
ラザロはそういうチームになりましょう。
そして、試合に勝って、もっともっと感謝しましょう!
今回はチームのメンバーに向けてみたいな内容になってしまいましたが、31年ラザロをやっていて、
「ラザロ」ってこういうチームを目指しているということが変わっていないことを、OBや応援してくださる方へお伝えしたかったので。
では、横浜スタジアムでお会いしましょう!
頭、光ってる男見かけたら、声をかけてください。
12/16
第123回
『準決勝』
またまたなんとか、ホントなんとか勝ちました。
ディフェンス的には完勝なんですが、やっぱりオフェンスが足を引っ張っちゃいました。
「いつになったら」って怒られてもしかたないくらい、オフェンスがうまくいきません。
もう次は無いって思いでオフェンスを立て直します。
決勝の相手はグリズリーズさん。
今年3度目の対戦になります。
が、今まで対戦した時とは全く別のチームです。
あのパスの精度の高さは、プライベートレベルではないです。
ディフェンスも堅実だし、どんなゲームプランで行くのか考えものです。
今のチームの総合力では、かなり厳しいです。
ディフェンスが頑張ってくれても、オフェンスが・・・。
でも、ここまで残って、この時期に試合に勝つための練習をしているチームは、東日本では2チームだけなんです。
勝ち残ったチームなんだから、すべてをかけてプレーしなければ、当日設営や審判をしてくださる他のチームの方に失礼です。
ラザロのみなさん、
「鎌倉ボウル」開催の一番ベースになっている考え、
フットボールは1人でもできないし、1チームでもできないし、2チームでもできない。
多くの人の助けがあって初めてできるんです。
審判の方、設営等運営をてつだってくださる他チームの方、対戦相手のグリズリーズさん、
横スタに応援に来てくださる方、チームスタッフ、そしてチームメイト、すべてに感謝しリスペクトして、
ここから2週間、フットボールを楽しみましょう!!
『YOU MAKE THE DIFFERENCE!』
12/8
第122回
『関西学生』
プレーオフ真っ只中にこんなレポート、
不謹慎とチーム幹部からお叱りを受けるかもしれませんが、
この時期だからこそと深い意味をご理解してください。
関学、立命、京大、今年も3強でした。
終わってみれば3チームの対戦成績は立命2勝、関学1勝1敗、京大2敗なんですが、むむむです。
立命は強いです。圧倒的に。しかも、オフェンスが。
関学のディフェンスが真ん中のランプレーで粉砕されました。
強いディフェンスをどうやってオフェンスが勝つかが、近年のフットボールだと思っています。
でも、立命のオフェンスはディフェンスがどうこうではなく、自分たちのプレーを怒涛のごとく遂行しきっちゃいました。
で、関学はここまで高い得点力と固いディフェンスで危なげなく勝ってきたんですが、なにかが狂ってしまってました。
京大なんですが、関学に大敗したあとの立命戦、まったく別のチーム、
本当の京大らしいチームになってきたんですが、惜しくも1点差で負けました。
特に、ショートパスはリズムよく、ディフェンスは相手がタックルされるのが嫌になるようなヒットの連続でした。
京大のフットボール、久々に「ブロックとタックル」これが全てっていう試合でした。
で、ただ見ただけじゃないんです。
何個か使えそうなプレー、見っけちゃいました。
あさって、できるかなぁ〜、ってカンジです。
とにかく、ここまできたら何が何でも「勝ちたい」って思った方の「勝ち」だと思います。
『やるっきゃない!』
12/5
第121回
『1週間前』
いよいよ今週末、プレーオフ1回戦!
最後の練習には多くのメンバーが集まり、熱のこもった内容だったと思います。
ただ、土曜日の試合なのでメンバーが集まらないかもと心配しています。
社会人、家族持ちだとなかなか土曜日にフットボールってのは厳しいかもしれません。
メンツ的にヤバくても、それが「ラザロ」だし、ベストメンバーです。
やるっきゃないです。
ここまでディフェンスに頼り切ってしまったので、オフェンスでもいい結果を出せればと思っています。
2人のQBには、かなり厳しい注文を要求したり、厳しい言葉を浴びせて、あまりいい気持ちでプレーできてないかなぁ、
って思ったりしますが、QBなんてポジションは「ちゃんとできて当たり前、できなきゃボロクソ」っていう損なポジションです。
「当たり前」にできたときは「勝利」です。
両QB、「勝利」しましょう!
週間予報だと、今のところ天気は大丈夫そうです。
OB諸氏、お友達、ご家族の皆さん、土曜日は川崎球場に「ハドル!」です。
11/24
第120回
『スカウティングに行きました』
日曜日、練習後に川崎球場にスカウティングに行きました。
プレーオフの対戦相手が決まるのですが、結果次第でどこになるのか全然わからないので、真剣に見てました。
第2試合はプレーオフの最初の相手になる可能性の無いチームだったので、ちょっとのんびり気分で観戦してました。
「レイダース対麻布大学」でした。
レイダースさんは全勝で、麻布さんは社会人チームにまだ未勝利(間違ってたらごめんなさい)だったので、
順当にいけばレイダースさんかなぁってカンジでした。
たまたま、麻布さん側のスタンドにいたので、麻布さんを応援してました(Yべさん、ごめん)。
前半、6-0でレイダースリード、が、後半、若さで足が止まらない麻布オフェンスがゴリゴリ押しだし、
3Qに同点TD!4QにインターセプトTDで逆転!6-14で逆転勝利しました。
麻布側スタンドにはラザロ4名と父兄のご夫婦とビデオ撮影をされてたOBか父兄の方の7名しかいませんでしたが、
大盛り上がりでした(またまた、Yべさんごめんなさい)。
で、スカウティングなんですが、どのチームもデカくて強い。
残念ながらプレーオフ出場を逃した東海さん、ワイルドギースさんも強かったです。
浦和さんなんか、雰囲気はXリーグのオンワードみたいな重圧感がありました。
ラザロの対戦相手のDJさんもH本さんはじめ、大型ラインの強力ディフェンスで、どうやっても勝てないんじゃないかって思っちゃいます。
今度の日曜日の練習で、「勝てる」って気持ちになれたらいいんですけど・・・。
そのためには・・・、練習、練習!
みんなグランド、来いよ〜!
OBの皆さんも、新橋で集まって酒飲んでばかりでなく、たまには由比ガ浜に遊びに来てください。
11/18
第119回
『なんとか』
昨日、川崎グリズリーズさんに勝利し、ブロック1位通過でプレーオフ進出を決めました。
今回も、ディフェンスのおかげで勝てました。
試合前にメンバーに話したんですが、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム、すべてで戦って、
結果勝てばいいんだからと気持ちをひとつにして臨みました。
試合前の練習時に、「え?これしかいないの?」っていうくらい、メンバーが少なく、これは完全に「総力戦」になると思い、
オフェンスが点を獲るとか、ディフェンスがシャットアウトするとかじゃなく、とにかくチームで勝とうと思い、みんなの考えを統一、確認しました。
だから・・・、とにかく勝ったからいいんです。
でも、ここからはトーナメントです。
負けたら終わり、これを絶対に忘れないで、がんばりましょう!
プレーオフ出場といっても、実質13チーム中8チームが出るわけだから、実力差はほとんどないと思います。
最後は、本当に『勝ちたい』って思う気持ちが大事だと思います。
HCではなく、一人のプレーヤーとしてちょっと書きます。
最後のパントのときのハドル、なんかすげ〜いい雰囲気だったよ。
なんていうか、パントチームのプライドっていうか、このメンバーでQBやりて〜って思った。みんなカッコよかったです。
とにかく、『勝ちたい』です。
11/10
第118回
『気合い』
関京戦08を見ての私見です。
今年の京大は、もしかしたらやってくれるのかなってちょっと期待していたのですが、寂しい結果になりました。
点差ほどの一方的な内容ではなかっただけに残念です(関学応援してましたけど)。
京大と言えば、「地を這うブロック」、「突き刺すタックル」といった気迫あふれるプレーで相手チームを圧倒するってイメージでしたが、主力選手の怪我でオフェンスラインがちょっとやられてしまってました。
パスは近年の京大では、かなりのレベルだと思います。
ただ、クイックヒットの中のランが関学ディフェンスに封じ込められてしまってました。
素人考えですが、スプリットを広げたら面白かったんじゃないかな、って思って見てました。
中のランがもう少し出てたら、タイミングのいいパスが決まっていただけに残念です。
一方の関学はいつも通りのゲーム運びでした。
強力ディフェンス陣が止めてくれるから、オフェンスは焦らずチャンスを活かす、全員がやるべきことを遂行してるように見えました。
で、気になったというか気づいたんですが、今年の関学QB、近年には珍しい「坊主頭」でした。
一方の京大QBは普通でした。気の強そうな選手なので、そういうことには拘らないのかもしれません。
「坊主頭」イコール「気合い」だとは思いません。
が、学生スポーツでの最終学年にかける「意気込み」みたいなものの表れで、4年生が坊主にするのは「昭和」の自分には単純に「いいなあ」って感じます。
以前も言ったかもしれないですが、フットボールは勝ち負けのゲームで、みんな勝ちたくて練習、試合をしています。
そうなると、最後は本当に勝ちたいと思う気持ちが強い方に「女神」はほほ笑むのかと。
京大の3年生QBに坊主にすべきとか思いません。
でも、来年最上級生になって「坊主頭」にしたら、ちょっと寂しいです。
拘らないなら、来年もそのままでプレーして京大を最強チームにしてほしいです。メンツ的には来年は期待できそうだし。
なのに「坊主」にしたら、今年の4年生に失礼なような・・・。
あくまで「昭和的な私見」です。
異論反論、しないでくださいね、お願いします。
近年、「関学対立命」ばかりが盛り上がって、じつは寂しい「隠れ京大ファン」からでした。
11/8
第117回
『なんとか』
所沢戦、なんとか勝利してプレーオフ出場権、獲得しました。
絶好調のディフェンスは今回も完封してくれました。
感謝、感謝!
オフェンスはQBとベンチのコミュニケーションがうまくいかず、
最強ラインと好レシーバーを活かす攻撃ができませんでした。
ベンチワークのミスです。
オフェンスがリズムを作らないといけないので、一からやり直さないと。
次回は若いQBがのびのびとプレーできるように立て直します。
飛び道具、不発でした。
自分的には、いい戦略だと思ったのですが、所詮、飛び道具です。
オフェンスには、「遊び心」が必要だと思うんですが・・・。
次の試合では、自分でやっちゃおうかな〜。
とにかく、全勝でブロック制覇できるように頑張ります!
10/28
第116回
『目標?』
クライマックスなんとかっていうのを今やっていますが、ペナントレースっていうのでは、巨人は優勝したんですよね?
ジャイアン始め巨人ファンがたくさんラザロにはいるので、言葉を選ばないと。
清原がいなくなってから、プロ野球を見なくなったんだけど、ほんの数年で「え?この人も巨人?」って感じになっちゃいました。
清原の頃だって、ローズとか江藤とか他のチームの4番バッターを引っ張ってきてたけど、今のチームはちょっとやりすぎ(強すぎ)じゃない?
特にヤクルトからの2人とベイからの外人。
この3人で数字だけでも、何勝、何本のHR、何セーブ?
対象チームとだけでもプラマイでどれだけ有利だったか。
なのに、ダントツでの優勝じゃなくて、「ミラクル?」
どうせなら、これだけのメンバー集めたんだから、100勝とかのすっごい記録でぶっちぎってほしかったなあ。
イケるでしょう、このメンツなら。
これが「巨人の野球」っていうのは分かったし、プロなんだからいいと思います。
だって、谷とかっていい選手なのは巨人に来たから知ったわけだし、オリックスのままだったら、オリンピックに行ったことと、
「柔ちゃんの旦那」ぐらいの認識だったと思う。
そういった意味で、やっぱり日本のプロ野球は「巨人」を中心に回るんですね。
どんな競技でも絶対的に強いチーム(人)は必要だと思います。
そのチーム(人)を倒すために、他のチームはさらに強くなろうとして盛り上がると思うし。
JPFFも過去に、絶対的なチームがその時々に存在していました。
PFA時代は横浜シーガル、JPになってからは、立川ファルコンズ、スティーラーズ等々、目標とするチームがあってリーグが盛り上がってました。
怒られるかもしれませんが、今はちょっと平均化しちゃってJPは本命不在かなと。
どこが優勝してもおかしくない分、ある意味おもしろいかもしれませんが、将来的なことを考えるとやはり断トツのチームがあった方がいいと思います。
ラザロがそうなれば嬉しいのですが、まだまだです。
でも、今度の試合、絶対勝たなければならないです。
頑張ります!
応援、よろしくお願いします。
またまた、いろんな「飛び道具」用意してますよ〜。
伊豆で遠いけど、スカウティング、来たほうがいいですよ〜。
10/22
第115回
『なんだかなぁ』
シーガル戦、勝ちました。
またディフェンスに我慢を強いてしまいましたが・・・。
昨夜、ほとんど眠れませんでした。
なんていう気持ちだったんだろう?「悔しい」?「腹が立ってる」?ちがうな〜。
ラザロに対してではないんです。
駐車場でのハドルでみんなに言ったように、自分はこのチームを勝たせるために参加しています。
ラザロが勝つためには、あらゆることを考えます。
でも、それはルールというものを守った上での「あらゆること」です。
あのハドルで僕に大目玉をくらった選手の話ではなく、それがらみで自分が試合中に暴言?を吐きました。
それが、不眠の原因です。
はっきり言わせてもらいます。
勝ってるチームが、時間を止めるために選手に「倒れろ」なんて言いません。
関西学生リーグではよく見かけるけど、負けてるチームが時間を止めるためにやります。
彼は両足がつってました(それ自体はちょっと情けないですが)。
けが人をプレーさせるわけにはいかないんです、コーチは。
後半にFGが1本決まった時点で、1分1秒でも早く試合が終わってくれと考えてプレーコールしてました。
パスは投げるな、外にでるな、とにかくボールをキープしろ、そんな指示ばかり出してました。
そんなゲームメイクをしていたし、自分はフェアプレー精神だけは自信があったのに、あんなことを言われてキレてしまいました。
自分は、不必要なヒット等で相手を傷つけるようなプレーは、コーチとして絶対に止めさせます。
コンタクトスポーツなんだから、熱くなるのは仕方ないです。
でも、スポーツなんですから。
試合相手をリスペクトできなかったら、とても悲しいです。
切り替えましょう。
またまたオフェンスは課題が増えちゃいましたね。
でも、課題がわかったんだから、修正すればいいんです。
昨日のあのハドルで、またラザロがひとつ大きくなった気がします。
リスペクトされるチームになりましょう!!
新人大型OL「Yes、Yesカイザー君」
「考えるな〜、感じろ!」ですか。
ん〜、大目玉くらった人をはじめ、皆、もうちょっと「考えろ〜!」
まっちゃん、こんなオチでいい?
10/6
第114回
『引退』
清原、引退しちゃいました。
最後のバッターボックス、空振りの三振でした。
自分が子供の頃、熱狂的な長嶋ファンがたくさんいました。
長嶋の全盛期を見たことが無かった自分には、あの人がなぜあんなに人気があるのかわかりませんでした。
リアルタイムにプレーを見たのは、最後の数年であまりいいところはなかった記憶しかありません。
でも、清原を見ていて、長嶋の魅力ってこういうものなんだな、って少しだけわかったような気がします。
横スタに試合を見に行った時、怪我でベンチにいたんですが、試合前練習からその存在感は凄くて、
たしかその試合は負けて出場機会はなかったんですが、回りの観客の「清原、出せ〜」コールは凄かったです。
三振でもいいから、みんな清原見たい〜ってカンジで。
スタジアムの駐車場でも「出待ち」をしているほとんどの人が、清原待ちでした。
目の前に高橋(尚)や江藤、仁志とかが来ても大して騒がないんですが、清原が出てきたら、ものすごい歓声でした。
まだ松井が日本でプレーしていた頃、ドームで「4番松井」とコールされてゴジラのテーマ曲で登場するときと、
長淵のとんぼで「5番清原」コールされたときの観客の歓声の違いを生で感じることができたのは、今となっては貴重な体験でした。
長嶋、清原、何が人の心をこんなに惹きつけるんでしょう?
「存在感」?「ひたむきさ」?「単純」?
自分も清原のどこが好きなのかと聞かれたら、はっきり答えられないです。
でも・・・、引退セレモニー、号泣しながら見てました(単純なのは自分?)。
明日は、横浜シーガル戦。
なんだか久し振りのような気がするけど、ここ数年、リーグ戦で勝ってないと思います。
絶対に勝ちます!!
フットボールの話は、シーガル戦後に。
第113回
『私的レシーバー感』
あくまでも、『私的』です。
自分のラザロのQBとしてのレシーバー・ベスト3を挙げるとしたら、#35、#88、#84かな。
#35は自分と同い年だから、知ってる人は少ないかもしれないけど、すごいレシーバーでした。
#88はミラクルキャッチで何度助けられたことか。
#84のスピードはピカイチでした。
3人に共通するというか、名レシーバーの必須条件に当然スピードがあげられます。
ただ速ければいいというのではなく、チェンジ・オブ・ペースができないとダメです。
ストップやフック系のパスは、QBは投げ込めばいいのですが、それ以外のパスはリードをつけないといけません。
これが、なかなかうまくいきません。それぞれのレシーバーのスピードの違いもあるし。
チェンジ・オブ・ペースのうまいレシーバーの優れている点は、リードが足りないパスをスピードを落として前を向いたままキャッチする、
決してターンキャッチにしないところです。
逆にリードが利きすぎている場合は、加速したり、ダイビングしたりしてなんとかキャッチしようとしてくれます。
このように、QBの小さなリードミスをレシーバーの能力でカバーしてくれて、結果的にはQBがいい気分でパスが投げれるようになります。
自分のQB人生は、上記の3人の高い能力のおかげでとても楽しいパスを投げることができたと思います。
感謝、感謝です。
*「ターンキャッチ」って言葉はオリジナルかもしれませんが、ある意味「QB潰し」です。なぜかというと・・・、
スピードの無いレシーバー、チェンジ・オ ブ・ペースのできないレシーバーはリードが足りないパスをQBの方を向いてキャッチします。
するとQBはさらにリードを・・・、
これ以上は・・・、ちょっと書くのは控えます。
9/27
第112回
『開幕』
えらい間があいてしまいました。申し訳ありません。
ラザロ08シーズン、開幕しちゃいました。
相手は、横浜タイタンズさん。
主将のレポートにもあるように、すごくクリーンなチームです。
前半終了間際のパントの際、審判さんのちょっとした手違いがあったのですが、説明するまでもなく納得してくれました。
僕との付き合いの長い選手も多いので、パントのコーラーに入ると「山口さん、なんかやってくるよ」って言ってくれます。
せっかくだから、何かやればよかったですね。
残り試合、お互い頑張りましょう!合同練習もやりましょうね。
開幕戦は、立ち上がりはイヤな空気になってしまったので、急遽、ゴリゴリのラン・アタックに変更。
#14は何回連続キャリーしたんだろう、御苦労さん。
1TDとって落ち着いたQBがパスを決め始めました。
QBのパスも要所では決めていましたが、リズムを作ってくれてQBがいいパスを投げれるようにしてくれたのは、
OLのナイスパスプロとレシーバー陣のナイスキャッチでした。
今シーズンの自分の考えとして、レシーバーは速いかデカいか。
それは速くてデカいのが一番だけど、そうはいかないです。
どちらかといえば、今年は「デカい」です。
スピードでの一発よりも、キャッチ範囲の大きさによる「成功率」アップにこだわっています。
実際、困ったときになんども厳しいパスを捕ってくれました。
#24はTDまでしちゃったし。
あ、やっと書きたいことが浮かんできました。
次回、書きます。
「過去のレシーバー列伝」とでも予告しておけば、書かざるを得ないですから。
追い込んでしまった。
9/20
第111回
『横浜タイタンズ40周年』
日曜日、横浜タイタンズさんの創部40周年パーティーに出席してまいりました。
改めて、横浜タイタンズ様創部40周年おめでとうございます。
で、自分とコヤチの二人で行ったのですが、二人の共通の参加目的はある人にお会いするためでした。
なぜかタイタンズさんとは交流があり、なんといってもHさん、Sさんの両氏とはとても楽しい思い出しかありません。
Hさんは、ラザロとの試合中、対面のDLが強いとその選手に真顔で「お父さんが大変みたいだよ、帰った方がいいよ」って言ったりしてました。
Sさんは・・・、奥様がもしこれを読んでたら非常にマズイので書けません。
でもこの二人がバリバリ現役だった頃のタイタンズは本当に強かったです。
Sさんのダイブは止まらなかったです。
Sさんのダイブを10回続けられたら、TD確実です。
でも、SさんもHさんも途中で「タンマ」って言って休んでくれるのでなんとかなります。
そんなお二人に久々に会えてよかったです。
2次会はデニーズで、「チョコレート・パフェ」でした。
僕はパーティーの間、タイタンズの現役選手よりOBのほうが知り合いが多いのにビックリしました。
やっぱり、30年もやってるとそうなっちゃうんですね。
そうそう、過去のイメージみたいのをスライドで映していたんですが、
僕が今より20キロぐらい痩せていて、髪の毛がふさふさのショットがありました。
コヤチはわからないって言ってました。
失礼な!
7/16
第110回
『QBへ』
先日、川崎球場でオービック・シーガルスのコーチ、選手の方によるクリニックがあり、参加してきました。
自分は、QBのところを受講しました。
オービック現役QBとトレーナーの方が指導してくださいました。
こちらからのリクエストは「クイックスロー」と「体重移動」でした。
どちらをうまく習得するにしても、一番大事なのは「股関節の柔軟化」だとのことでした。
方法としては、いろいろな股割りをするのとコアな部分のトレーニングでした。
グランドでは、体重移動の正しい仕方を教わりました。すごくわかりやすく、
またチームに持って帰っても教えやすいものだと感じました。
ただ、こういった基礎技術を習得しても、プレー中にパニックになれば手投げになり、
インターセプトされる確率も高くなるとのことでした。
そのパニックにならないためにはどうしたらいいのか?が一番聞きたかったのですが、
自分の考えと同じで、それは千差万別なので最終的には自分で・・・、しかないようです。
QB、やるのはおもしろいです。でもそれ以上に難しいです。
教えるのはもっと難しいです。でも、それもおもしろいです。
ラザロのQBさんたち、そろそろちゃんとQB楽しみましょうよ。
おっさん、いろいろ仕入れてきたからね。
7/16
第109回
『第6回鎌倉ボウル』
はじめに、開催にあたりお世話になりました皆様、ありがとうございました。
湘南シーブリーズ、鎌倉高校、鎌倉学園高校、鎌倉ラザロ及びOBの皆様、お疲れ様でした。
ホームページに掲載されてるとおり、高校生のフラッグ、対抗戦は雨のため残念ながら中止となりました。
選手の活躍を期待して、グランドまで応援に駆けつけてくださった皆様、申し訳ありませんでした。
選手、審判の方々の健康面を考慮して、中止とさせていただきました。
第1試合の小学生フラッグは、高レベルの戦術、技術に観客は感心と拍手を送り続けてました。
開始直前に振り出した雨の中行われた第2試合は、久々に泥だらけのフットボールを見させてもらえました。
激しいディフェンス戦に、観客は迫力ある内容に満足されたと思います。
今回は初の中止となりましたが、来年以降も鎌倉でのフットボール普及のために、いろいろ企画していくつもりです。
これからも『鎌倉ボウル』をよろしくお願いいたします。
最後に、今大会主旨に賛同いただき参加していただいた、「リトル・カデッツ」、「川崎グリズリーズ」の皆様、ありがとうございました。
よろしければ、また来年のご参加、お待ちいたしております。
6/24
第108回
『イメージ』
先日、たまたま小学生のやってるフットサルを見る機会がありました。
最初に見たゲームで印象的だったのが、まずフットサルにはオフサイドのルールが無い(?)のか、
敵ゴール前で動かないでパスを待ってる選手がいました。練 習ゲームなので、作戦とかではないようです。
彼は自分からボールを取りにいくどころか、パスをもらうためにポジションを変えたりしません。当然、彼にパス は通りません。
で、彼のチームにはキープ力の高い選手がいて、とにかく自分のドリブルで突破しようとします。
小学生レベルだと一人二人は抜けても、囲まれたら無理です。
当然、他の選手がフリーなんですが、囲まれてからはパスも通らず、このチームは勝てませんでした。
次のゲームは面白かったです。
やはり一人キープ力のある選手がいたのですが、彼はドリブルで進んでカバーが来ると、
ちゃんと周りを見て空いてる選手にパスを出して、またパスをもらえる位置取りをしてボールをもらってゴールを決めてました。
自分を生かすために、他の選手をいかに生かすか、結果それがチームの勝利に繋がる。
これが全てとは言いませんが、サッカーと違い、ある程度ポジションやプレーのシステムが確立されているフットボールでは、
周りをいかに生かしたイメージでプレーをするということが重要だと思います。
特に、というかQBには絶対に必要な要素だと思います。
プレーを行うにあたって、全体のイメージができないのは致命的です。
パスコースひとつとっても、ターゲットのレシーバーだけでなく、隣のレシーバー、ディフェンスのカバー等、
全体のイメージができていないとパスが通らないどころか、インターセプトされてしまいます。
私はサイドラインからフォローしますが、スナップ直前からはQBの判断力に任せることになります。
今のラザロは当面2人のQBがプレーしています。
運動能力はいいもの持ってます。
あとは、こういったイメージをできる能力を鍛えるだけです。
そんなに難しいことではないと思います。
両QB、期待してますよ!!
6/15
第107回
『鎌倉ボウル』
今年もこの季節がやってきました。
毎年、多くの方に支えられて、早いもので今年で6回目を迎えることになりました。
ありがとうございます。
突然ですが、フットボールは試合をすること、そして勝つことを目的とした競技です(だと思います)。
なぜこんなことを言うのかというと、最近、他チームや選手の方の空気の温度差が感じたんです。
他所のチームや選手の考え方がいろいろあるのは当たり前ですが、勝つこと、試合をすることが目的という部分は同じだと思っていたのですが・・・。
ラザロは勝つために練習だけでなく、いろいろなことをしています。
ホームページでは、掲示板はただの連絡の場ではなく、チームの雰囲気をわかってもらえる場になっています。レポートは選手が順番に書いています。
そしてHCレポートもさぼりながらも・・書いています。
ホームページを活性化させることも、勝つことにつながります。
松本市民がラザロを選んだ理由のひとつにホームページが更新されてること、っていうのを聞いた覚えがあります。
今年、入部した選手も同様のことを聞きました。
活発なホームページを作ることが、部員増加につながり、結果強くなると思います。
しかも、そういった理由でラザロを選んでくる選手は、取り組み方が真面目です。
チームにとって、貴重な財産になってくれます。
「リーグ運営」も勝つために、ちゃんと参加します。
グランドメイクや審判、自分たちの試合をちゃんと行ってもらうためには、自分たちもちゃんとやらなければいけないという、
当たり前ですが、なかなか難しいことを真面目に取り組んでいます。
鎌倉ボウル、これも勝つためにやっています。
普及を目的としているので、ラザロを多くの人に知ってもらい部員増加を図る。
また、当日行われる高校生の試合で交流を持ち、将来的にラザロに入部してもらう。
今年は、鎌倉ボウル卒業生が二人入部しました。
鎌倉協会でこの大会に参加する以上、ラザロの選手は年に1回、他チームにはない、ある意味面倒な一日があります。
開催までの準備は3月頃から始まり、当日は試合だけでなくグランドメイク、会場設営から撤収まで一日中、大忙しです。
こういった大変なことを当たり前にラザロの選手はやります。
フットボールのプレーだけじゃなく、ラザロは勝つためにいろいろなことを、当たり前にやっています。
当たり前ってことは、楽しくやってるってことです。
こんないいチームで一緒に楽しい「勝つ」フットボールやりませんか?
5/22
第106回
『まったく関係ない話』
今回の内容は人によっては不快な話かもしれません。
フットボールとは関係ない話ですので、あしからず。
今シーズンはショルダーをつけて、QBの指導(?)をしています。
言葉で伝えるだけでなく、自分が持っている知識やプレー方法を、動いて教えていけたらと思い、グランドで老体に鞭打っています。
自分の知っていることを、知らない人に教える、それでその人の知識やプレーが向上すれば、頑張った甲斐があります。
で、関係ない方の話です。
今、中国のチベットで何が起きているか、です。正確には『今まで』ですが。
自分がこの件についてどう思っているかとか、これに賛同しろという話ではありません。
今、起きていることを私のまわりの人にはわかって(知って)ほしいんです。
例えばその話をどこかで聞かれた時に、
「よくわかんないけど、お坊さんが暴動おこして、軍に制圧されたんじゃない」なんて答えてほしくないんです。
なんでこんな話をするのかというと、以前レポートにも書いたように4年前にネパールに行きました。
その時、チベット難民の何人かのおばちゃんと話したんです。
ちょっとだけですが、関わったと思っているので、『袖すり合うも他生の縁』でここに書かせてもらいました。
在ネパール中、チベットツアーも考えたのですが、結局行かずに後悔しました。
でも、今は、なんの知識もなく行かないで良かったと思っています。
あの時行っていたら、本当のチベットはわからなかったと思うんです。
この場で、これ以上はうまく伝えられないし、ある意味偏った自分の考えを押し付けることになると思います。
なので、アルピニスト野口健氏のブログ(3月21日〜22日)を読んでみてください。事実を見た人の話です。
チベットのおばちゃんと喋っただけですが、これくらいしかおばちゃんの役に立つことはできないんだけど・・・。
なにかしろ、ということじゃないです。知ってほしいだけです。
今回は本当に勝手な内容で不快に感じる方も多いと思いますが、勘弁してください。
次回は、ちゃんとラザロのこと書きます。
4/15
第105回
『2008』
気づけば4ヶ月さぼり、チーム練習開始から1ヶ月たってしまいました。
いろいろ書こうとおもいつつ、掲示板におちゃらけ書き込みばかりしてました。
#14のレポートで『引き際』というのがあったので、彼の内容とは別に私なりに感じた『際』について、
ちょっと言葉の遊びみたいなことを(決して#14に突っ込んでるのではないので、勘違いせぬように)。
『引き際』というのは、まわりが決めるのか、自分が決めるのか?
桑田が引退をしました。自分自身、限界まで頑張った結果だから、後悔はないとのことでした。
清原、Qちゃん、まだ辞めないです。
若い次世代に追い越され、まわりは『限界』だと感じていても、自分の中で納得がいくところまでやりきってなければ、
辞められない、これって『往生際が悪い』って思われるのかなぁ?
昔、プロ野球のあるチームで4番を打っていながら、その後トレードで数チーム移籍して最後は代打要員になって引退した選手が言ってた話があります。
「長嶋さんや王さんは、スーパースターで4番を打てなくなったから引退した。6番、7番だったらあと数年プレーして、王さんだったらホームラン記録を数本伸ばせたはず。
それでも引退。でも僕みたいなのは、8番だろうが代打だろうが、チームから不要と言われるまで努力し続ける」
これもやっぱり、自分が納得いくところまで、ってことだと思います(ただし、プロの場合は納得いかなくてもクビになりますが)。
ということは、たとえまわりから『往生際が悪い』と言われようと、自分が納得できるところまでプレー(努力)を続けた人は、
辞めるときの『引き際』を自分自身で選択できるんだなって思います。
なので『引き際』という言葉を使えるように、まだまだラザロのみんなは今シーズンも一緒に頑張っていきましょう!!
4/6
第104回
『オヤジ祭り』
前回の暗〜い内容から、一気に明るい内容にしちゃいます。
今年も楽しいフットボール、オヤジ祭りレポートです。
掲示板にメンバーがいろいろ書きこんでくれていますが、
9月上旬からいろいろ準備して、そこそこ忙しい思いをしての開催、頑張った甲斐があります。
もちろん自分など微力で、本当に大変だったのはいつもお世話になっております、平野さんのおかげです。
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
自分のことだけをレポートしますが、スターターQBをやらせていただき、ファーストプレーのポストパスが#88にヒット!
これで一気に気持ちが落ち着いた。やっぱり、#88は最高のレシーバーだ。
オプションキープをした時、かなりのディフェンスメンバーがフェイクにひっかかり、審判の笛の音が一瞬聞こえた時はビビった。
せっかくのナイスオプションが・・・。でも、敵ベンチは「上手い、上手い」とミスホイッスルは無視してくれました。
そのままファーストシリーズでTDまで持っていきました。
TDプレーはハドルのなかで「太一、TDしようぜ!」とコール。
久し振りに一緒にプレーした俺の「一番弟子」#27にコーナーへのパスをコール、ゴール前 でのマンツーのカバーにトリップスから、
「Wルックイン、ディレイコーナー」が見事に決まり、メリークリスマス・プレゼントになりました。
現役時よりかなりメタボってたけど、俺のやりたいことを理解して動いてくれるところは、さすがに「一番弟子」。
と、よかったのはこれだけ。
俺の2007年、ラストプレーは「インターセプト・リターン・TD]という散々なもの。
しかも、タックルできるようにカバーしたのだが、審判の金ちゃんのナイス?ブロックでTDされてしまった。
高齢、じゃない恒例の「泣きの5Q」、今年は相手側から、が何故か審判の金ちゃんが土下座して「お願いします」(笑)。
相手チームの怒涛の反撃も、コワモテDB#24のインターセプトTDで終了!
「6Qやる?」と聞いたら、「今日はこのぐらいで、勘弁してやる」の一言でオーバータイム。
毎年、骨折者が出るのだが、今年はけが人無し、じゃないよぉ、#15が試合前のアップで肉離れ(泣)。もちろん、参加費は戴きました。
川崎のオールスターからダブルヘッダーで参加していただいた皆様、ありがとうございました。
審判をしてくれた、森君、金ちゃん、ありがとうございます。
おかげさまで、すごく楽しい祭りになりました。
オヤジのみなさん、また、来年、元気で再会しましょう!
あとは、個人的レポートを掲示板の方にみなさん書き込んでください。
オフで、書き込みが少ないから、盛り上げてください。
12/27
第103回
『プレーオフ初戦』
東海シーガルさんに、14−17で負けました。これで、今シーズンは終わりです。
様々な形で応援していただいた皆様、1年間ありがとうございました。
選手、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。
結果は負けですから、反省点が多いと思います。でも、今までの試合の中で、良かった点が一番多い試合でもあったと思います。
申し訳ありません。うまく書けません。
少し時間が経てば、伝えられると思います。
コーチとして、というより人として、自分自身の未熟さを痛感しています。
12/1
第102回
『関立戦』
今年もすごい内容でした。結果はまだ知らない方もいると思うので、触れないようにします。
関学はこの日のために用意したスペシャルプレーをことごとく成功させていました。そこまで用意しているのかと思うと、さすが関学ってカンジです。
相当の練習を繰り返したんだというのが、見ていてガンガン伝わってきます。
ただ、毎度感じるのが、前半はガンガン行くのですが、後半になると全く違うチームのようになってしまう気がします。
相手の立命が対応してきてるだけかもしれませんが。
対する立命は、当然スペシャルプレーはあるものの、奇策というより、普段通りのプレーをしているってカンジでした。
それが強いから、凄いです。淡々とボールを進めていくのを見ていると、全シリーズTDなのかと思っちゃいます。
関学QB三原は、あのあまり褒めない鳥内監督をして、「関学史上bP」というだけあって、すごいです。あれだけ冷静なQBはなかなかいません。
立命の木下も、素晴らしいQBだと思います。パスの能力は三原にひけをとりません。
試合はまさにドラマティックな内容でした。解説をしていた、山田晋三、マーサ河口が何度も見たい対戦と言ってました。
ここ5年ぐらいは、全部接戦です。
今、日本のアマチュアスポーツでここまで感動を与えられるものは無いと思います。お金を払って見て、絶対に後悔しない試合です。
こういう試合をもっとTVで見れる環境が増えれば、フットボールの競技人口は絶対に増えると思います。
プレーヤーは絶対に見るべきです。取り組み方ひとつとっても、参考になると思います。
11/29
第101回
『プレーオフ』
リーグ戦をなんとかしのいで、プレーオフ出場となりました。
所沢さんとの試合は、メンツも少なく、怪我人も多数出て、正直ヤバかったです。
なんせ一時は#3,5,8と3人のQB(#8は違うか)が横一線に並ぶという体型でした。
しかもボールを持たされるとは。
プレーオフ出場チームが決まり、そのうちの3チームがあの『橋本ボウル』参加チームです。
タイタンズさんが残念な結果でしたが、最後まで出場争いに絡んでました。
各チームの代表の方たちも、あの企画のいい結果が出て、苦労が報われたと思います。
ラザロは来週、東海シーガルさんとの試合です。
東海シーガルさんはちょっと苦手です。
私のプレーコールの傾向を熟知されている『あの方』がいらっしゃるし、
個々のポジションにかなりのアスリートがいるからです。
リーグ戦の最終戦、ブランディングスさんとのゲームで、オフェンスのまだまだ完成度の低さを痛感しました。
まさに『ちょっとガン』です。
ん〜、でも『ラザロ』ですから、きっと何かやってくると思っています。
例えば、パントのコーラーに入っている人が・・・。
ちょっと楽しみ、ですかね?
11/25
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