読者の声

ありがたくも多くの感想が寄せられています。その一部をご紹介します。分類上いくつかは重複掲載しています。
読者の声は天の声。大切な財産として、墓場まで抱えていきたいと思っております。

掲載順序は、受信した日時順です。ご協力いただいた皆様に、ここに改めて御礼申し上げます。

総合 その1 その2 その3 その4 その5
すべてを語り尽くしている 激長感想文
作品別 満たされて1.2.3.4 当惑の果て 華麗なる淫神 おしおき アフターサービス ママ先生とぼくとのこと 乱倫夫婦
リビーの愛犬 鳰の海 私が憂鬱な理由 素敵なメールフレンド 衝撃的な手紙 教え子 巣立ち
母の日の昼下がり 年越し・年明け 風邪薬の誘惑・ほか 
女性読者の声 その1 その2
2000/08以降、以下の作品はアップしてません。
おとぼけママは今日も元気だ 山紀行

「巣立ち」についての評ふたつ

《TBS・TV某プロデューサからのメール》
先日は久々に楽しい夜を過ごしました。
あの後、手渡された原稿を地下鉄で読みました。xx駅までの25分間があっという間でした。
「最後の晩に三人で川の字に寝て弟の手が…」ここでプリントが終わってる・・・
お前ココまでってことは無いだろう。気になって気になって。どうしてくれる。
この手の読み物は駅売りのスポーツ紙で見かけるけど、それより上質の作品だと感心した。
川上宗薫とか、西村寿行等…チョット違うかな…。
これをテレビにするには勿体無い。読み手の想像の世界を越えて映像化するのはおこがましいと思う。
とにかく個人的には先が読みたい。何とかしろ。

《某雑誌編集者からのお便り》
思春期を迎えた少年の性に対する衝動が、赤裸々に描かれています。しかもその欲望のはけ口が実の姉に向けられているという点が、実にセンセーショナルです。
ひとみと吉雄、綾の3人が一体になって眠る性描写のシーンは圧巻で、得体の知れない海洋生物を見た時のような衝撃があります。緊張感に満ちた文体からは、独特の妖しげな雰囲気が漂い、独特の個性に目を見張りました。
弟や義父の誘いを毅然と断りきれない、ひとみの曖昧な性格も物語の官能性をより高めています。「源氏物語」の女三宮にも通じるような、魔性の女のオーラを感じて胸が騒ぎました。
姉と弟、義父と嫁のエロティックな関係をつづったストーリーを、大胆な試みとして楽しみました。